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商品説明
花柳界、芸者、三業地…文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。
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収録内容
1 | 序 都市の秘境と化した東京の花柳界 |
2 | 第1章 神々の振舞いを演じるという、記憶の系譜(古代~中世) |
3 | 第2章 神婚秘儀の再生装置としての吉原(近世) |
4 | 第3章 町芸者の確立(幕末から明治へ) |
5 | 第4章 帝都の花(明治) |
6 | 第5章 菩薩を凌駕する迦陵頻伽 |
7 | 第6章 名妓と不見転の分化(大正~昭和戦前) |
8 | 第7章 フジヤマ・ゲイシャ(昭和二十年代) |
9 | 第8章 東京の替り目-昭和三十年代以降の花柳界 |
10 | 結び 宴の祭司と巫女 |
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