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芸者論 花柳界の記憶 (文春文庫)

岩下尚史

726円
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発売日 2009/07/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-565453
JAN/ISBN 9784167753924
メディア 本/雑誌
販売文藝春秋
ページ数 279

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

花柳界、芸者、三業地…文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。

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    収録内容

    1 序 都市の秘境と化した東京の花柳界
    2 第1章 神々の振舞いを演じるという、記憶の系譜(古代~中世)
    3 第2章 神婚秘儀の再生装置としての吉原(近世)
    4 第3章 町芸者の確立(幕末から明治へ)
    5 第4章 帝都の花(明治)
    6 第5章 菩薩を凌駕する迦陵頻伽
    7 第6章 名妓と不見転の分化(大正~昭和戦前)
    8 第7章 フジヤマ・ゲイシャ(昭和二十年代)
    9 第8章 東京の替り目-昭和三十年代以降の花柳界
    10 結び 宴の祭司と巫女

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