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身もフタもない日本文学史 (PHP新書)

清水義範

770円
ポイント 1% (7p)
発売日 2009/07/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-573917
JAN/ISBN 9784569709833
メディア 本/雑誌
販売PHP研究所
ページ数 213

商品説明

日本人がエッセイを書く時、女は清少納言に、男は兼好になる。「枕草子」のように自らのセンスを誇り、「徒然草」のように世の中を叱って己を自慢するのだ。伝統の力の、何と偉大なことよ!希代のパスティーシュ作家が、現代まで連なる日本文学の伝統と、名作の凄さやつまらなさをざっくばらんに語る。「源氏物語」の世界文学史上稀な文体はなぜ生まれたのか。なぜ芭蕉は田舎の悪口を書くのか。なぜ漱石の小説は現代人が読んでもスラスラ読めるのか…。日本文学史の「背骨」をわし掴みにする快作。

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    収録内容

    1 雑談1 「源氏物語」のどこが奇跡か
    2 雑談2 短歌のやりとりはメールである
    3 雑談3 エッセイは自慢話だ
    4 雑談4 「平家物語」と「太平記」
    5 雑談5 紀行文学は悪口文学
    6 雑談6 西鶴と近松-大衆文学の誕生
    7 雑談7 「浮世風呂」はケータイ小説?
    8 雑談8 漱石の文章は英語力のたまもの
    9 雑談9 みんな自分にしか興味がない
    10 雑談10 エンターテインメントも文学の華

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