商品説明
風化しない三島の魂と「生きざま」、「三島事件」が突きつけた戦後日本の精神史。
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収録内容
1 | 第1章 三島の自決とは何だったのか(男のロマンを貫いた「二人の革命家」-経団連襲撃事件の端緒となった日本赤軍のクアラルンプール事件 |
2 | 「楯の会」はいまだ風化せず-四〇年前の民族派学生運動の盛衰と今も生き続ける精神 ほか) |
3 | 第2章 三島は何を考えていたか(「愛国心」を忌避した三島と野村-国旗、国歌を押しつけからは「愛国心」は生まれない |
4 | 「女帝」を認めた三島の真意-宮家の臣籍降下と側室廃止を憂慮して今日の事態を予言 ほか) |
5 | 第3章 三島に魅せられた人々(柔道家・猪熊功の「完璧な死」-三島のように死にたかった金メダリストの"光と影" |
6 | "第二の三島"を叫んだ左翼の黒幕-三島事件に触発された京大助手・滝田修と「朝霞事件」 ほか) |
7 | 第4章 野村秋介の素顔(死を通して行ったアイデンティティ探求-三島のように死んだ野村と彼を追った新井将敬の武士道精神 |
8 | 民族派運動の「負い目の連鎖」-経団連事件から住友不動産会長宅占拠事件、そして… ほか) |
9 | 第5章 知られざる深層(今もなお封印される三島映画-「幻」の抗議運動で上映されない『MISHIMA』 |
10 | 幻の血判状にみる三島事件の真相-『論争ジャーナル』と「楯の会」の葛藤、皇国史観と「憂国」の情の相克 ほか) |
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