陽だまりの樹 2 (小学館文庫)
手塚治虫
本/雑誌

陽だまりの樹 2 (小学館文庫)

手塚治虫

639円
ポイント 1% (6p)
発売日 1995/06/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-86376
JAN/ISBN 9784091920522
メディア 本/雑誌
販売小学館
ページ数 324

商品説明

動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!!時代の流れに翻弄されつつも、自らの使命を全うした武士・伊武谷万次郎と医師・手塚良庵。二人の男の生き様を軸に、近代国家幕開けまでを作者自らのルーツを折り混ぜながら描いた幕末感動ロマン!!
第2巻では、ふとした偶然がきっかけで、万次郎は老中・阿部に抜擢され、アメリカ使節のハリスとヒュースケンの護衛をすることになる。阿部は、万次郎をゆくゆくは陸軍を統率させようと考えていたのだった。

<あらすじ>
安政の大地震のさ中、おせきに会いたい一心の万次郎は、善福寺に避難を求めた人々を引き連れて海辺の寺にやってきた。そこでおせきに再会した万次郎は、おせきから人を殺めなければ結婚したいという返事をもらう。だが、海辺で縄張りを侵害されたと極道者からいいがかりをつけられた万次郎は、人を斬ってしまう。翌日、手塚宅へ出向いた万次郎は、良仙に「良庵こそがおせきが迎える夫だ」とだけ告げて去って行った。おせきとの約束は守れなかったが、この武勇伝は老中・阿部の耳に入っていた(第1話)。▼万次郎の武勇伝を聞いた老中・阿部は、彼を城に呼び出す。だがそこで奥医師たちによる良仙暗殺の計画をたまたま知った万次郎は、多紀を殴ってしまう。このため、謹慎処分を受けた万次郎であったが、すぐに謹慎をとかれ、老中に再び呼び出された。そして万次郎が連れていかれた所は……(第2話)。

<登場人物>
伊武谷万次郎(松平藩の家中。剣の才能に恵まれている)、手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、手塚良仙(良庵の父で、蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている)
おせき(第2話)、老中・阿部(第2、3話)、山岡鉄太郎(第1、2話)、老中・堀田(第1、2話)、万次郎の父・伊武谷千三郎(第1、~3、6話)、万次郎の母(第1~3、6話)、多紀誠斉(第2話)、緒方洪庵(第4、5話)、お品(第4、5話)、お紺(第5話)、福沢愉吉(第5話)、丑久保陶兵衛(第1、7話)、アメリカ使節・ハリス(第5、6話)、アメリカ使節・ヒュースケン(第5~7話)

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    収録内容

    1 第1話/天地鳴動
    2 第2話/老中・阿部
    3 第3話/抜擢
    4 第4話/除痘館
    5 第5話/男子の本懐
    6 第6話/下田の夏
    7 薄芒野(すすきの)の決闘

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