モーツァルト・プレミアム・コレクション 3 モーツァルト: ピアノ・ソナタ全集

モーツァルト生誕250周年記念! 日本独自企画<モーツァルト・プレミアム・コレクション 3> 稀代の天才ピアニストが、やはり稀代の天才作曲家のピアノ・ソナタ全曲を録音して遺してくれたことは幸いだったといえる。ここにあるのは、他のどんなピアニストの解釈とも違う、しかし他のどんなピアニストのものよりも優れてモーツァルト自身に肉薄した「音楽」そのもの。バッハを得意としたグールドだったが、モーツァルトに対しては比較的冷淡な姿勢をとり、「モーツァルトなんて大した音楽家じゃない」といった問題発言も残したりしている。とはいえ、この全集で聴けるモーツァルトは、恐ろしいほど「モーツァルトのすばらしさ」を体現している。2曲の「幻想曲」もカップリングされているが、まさにタイトルどおりのファンタジーあふれる愉悦に満ちた名演。前回発売時より大幅プライスダウンによる再発売。