インパルス!は1960年に(意外にも)クリード・テイラーによって設立されたジャズレーベル。名門と言われているがブルーノートやサヴォイなどに比べるとかなり後発のレーベルである。 2代目のプロデューサーであるボブ・シールとレーベルのメインミュージシャン「ハードコアになった」ジョン・コルトレーンによって名盤を連発することになる。
インパルス!は当時湧き上がってきたフリージャズ・ムーブメントを捉えたレーベルとして評価される。正に激動の60年代に生まれるべくして生まれたレーベルである。。やがてソニー・ロリンズ、ベン・ウェブスターなどモダンジャズ/スィングジャズへも領域を広げていくが、67年コルトレーンの死後、失速していく。
90年代にトミー・リピューマが参入し新録もリリースしていた。近年では2011年に菊地成孔率いるDCPRGが日本人として初めて契約・リリースしたことで話題になった。