作家 | 伊藤亜紗 奥野克巳 吉村萬壱 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/01/15 |
未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった——。 「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。 消せない不安と変化を余...
価格 | 1870円(税込) |
---|---|
ポイント還元 | 18ポイント(1%) |
対応端末 |
|
ページ数 |
|
販売開始日 | 2020/12/11 |
紙書籍版 | 取り扱い中 |
息苦しいこの世界からの出口は、ある。
片づけコンサルタント「こんまり」のメソッドは、
自分とモノとの純粋な対話ではなく、自分自身との対話を目指すものなのではないか。
アニミズムとは、地球や宇宙における存在者のうち、人間だけが必ずしも主人なのではないという考え方だとすれば、自分との対話を目指すのは、人間のことだけしか考えていないという意味で、真のアニミズムとは呼べないのではないか。
本書の出発点は、ここにある。
アニミズムは「原初の人間の心性」として過去のものとされてきた。
しかし、そこには、人間の精神を豊かにするヒントが隠されているのではないか。
文学、哲学の大胆な解釈とフィールド経験を縦横に織り合わせて、「人間的なるもの」の外へと通じるアニミズムの沃野を探検する。
人間が世界の「主人」をやめた時、動物、モノ、死者との対話がはじまる。
【目次】
1 こんまりは、片づけの谷のナウシカなのか?
2 風の谷のアニミズム
3 川上弘美と〈メビウスの帯〉
4 壁と連絡通路——アニミズムをめぐる二つの態度
5 往って還ってこい、生きものたちよ
6 東洋的な見方からアニミズムを考える
7 宮沢賢治を真剣に受け取る
8 まどろむカミの夢——ユングからアニミズムへ
9 純粋記憶と死者の魂——ベルクソンとアニミズム
10 記号論アニミズム——エドゥアルド・コーンの思考の森へ
11 人間であるのことの最果て——語りえぬものの純粋経験
12 人間にだけ閉じた世界にアニミズムはない
あとがき
参考文献
作家 | 伊藤亜紗 奥野克巳 吉村萬壱 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/01/15 |
未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった——。 「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。 消せない不安と変化を余...
作家 | カール・ホフマン 奥野克巳 古屋美登里 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2019/10/04 |
全米を揺るがした未解決事件の真相に迫り 人類最大のタブーに挑む衝撃のノンフィクション!
作家 | 奥野克巳 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2019/05/31 |
ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークから見えてきたこと。豊かさ、自由、幸せとは何かを根っこから問い直す、刺激に満ちた人類学エッセイ!
作家 | 伊佐敷隆弘 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/04/16 |
あなたはどの「死後」を望みますか? だれもが悩む問題「死後はどうなる?」を宗教・哲学、AIについての議論を横断しながら対話形式で探究する。 宗教と哲学の知見を駆使して古今東西の6つの死生観を検討...
作家 | 鈴木健夫 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/04/09 |
想像を絶する悲惨な体験を記憶し続けるために—— 18世紀末、新天地を求めロシアに渡り農業で繁栄したドイツ人移民たちはその後、ロシアの体制変化の中で権利を剥奪されていく。 飢饉と疫病、強制移動、...
作家 | 神里雄大 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/04/09 |
日系移民の子孫たちの言葉から浮かび上がる、もう一つの日本近代史 移民たちはみな未知なる世界へと旅に出たが それは“同一性・帰属意識”を探求する旅でもあった だが彼らは帰る場所を探しているわけで...
作家 | 若松英輔 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/03/26 |
ふれる、聞く、愛する、憎む...... 悲しみの先に広がる 25の風景 『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集! 生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうし...
作家 | 岡田憲治 |
---|---|
出版社 | 亜紀書房 |
販売開始日 | 2021/03/26 |
すべてを「ウザい」の一言で済ませてしまう大学生。「いまのお気持ちは?」以外に聞くことができないマスメディア。問題が勃発するたびに口を閉ざす政治家......。日本社会の停滞は、言葉が圧倒的に足り...
作家 | 青木宏一郎 |
---|---|
出版社 | 中央公論新社 |
販売開始日 | 2021/02/26 |
江戸時代。50歳で隠居したのち、江戸中を訪ね歩いた大名がいた。五代将軍綱吉のお側用人・柳沢吉保の孫、信鴻(のぶとき)だ。活気に満ちた江戸の描写溢れる信鴻の『宴遊日記』を元に、その軌跡を追う!
作家 | フリート横田 |
---|---|
出版社 | 中央公論新社 |
販売開始日 | 2020/12/28 |
横丁には庶民に活力を与える不思議な力がある。そんな「戦後」の呑み屋横丁が、東京五輪開催に際し、絶滅の危機に瀕している。横丁をつくり、横丁に生きた名もなき人々は概して記録を残していない。このままで...
作家 | ダニエル・ドレズナー 谷口功一 山田高敬 |
---|---|
出版社 | 白水社 |
販売開始日 | 2020/10/09 |
パンデミックに対し、政府はいかに対処し、社会はいかに反応するのか? その日にどう備えるのか? 国際政治の世界的権威が教える「危機対応」のすべて!
作家 | 久我真樹 撫子凛 宮鼓 |
---|---|
出版社 | 講談社 |
販売開始日 | 2020/08/28 |
鶴田謙二氏推薦!「これは本物のメイド大全です。階級社会だった時代背景や彼女たちの仕事や生活が余すことなく網羅されています」
作家 | 藤原明 |
---|---|
出版社 | 河出書房新社 |
販売開始日 | 2020/07/03 |
東北の古代~中世史を書き換えようとした壮大な偽書『東日流外三郡誌』。役小角の墓、安東水軍の構想がいかに捏造されたかを、「プレ三郡誌」に遡り徹底的に論破する、明解な解説。
作家 | 千葉公慈 |
---|---|
出版社 | 日本文芸社 |
販売開始日 | 2020/07/02 |
【日本のしきたりを図解でわかりやすく紹介】 「運気を上げる」をキーワードに、「春」「夏」「秋」「冬」の1年を通して行われる暮らしの中のしきたりと、成長や長寿などを祝う「通過儀礼」のしきたり、結婚...
作家 | 山本博文 |
---|---|
出版社 | 双葉社 |
販売開始日 | 2020/05/22 |
名前を挙げれば後白河法皇から足利義満、織田信長、武田信玄、伊達政宗、松尾芭蕉、平賀源内まで出るわ出るわ。赤裸々な恋文あり、BL春画あり、ドロドロのダブル男色不倫あり。実は“おっさんずLOVE”に...
作家 | さとうひろみ |
---|---|
出版社 | サンクチュアリ出版 |
販売開始日 | 2020/02/21 |
初心者でも手軽に歳時記を楽しめるアイデア&ヒント帳。 おうちで四季折々の行事や風習をいつくしむ。 歳時記のある暮らしで、毎日をていねいに。ゆっくりと。 お正月や七夕、十五夜などの年中行事はもちろ...
作家 | グレン・サリバン |
---|---|
出版社 | 中央公論新社 |
販売開始日 | 2019/12/27 |
1963年、坂本九の『上を向いて歩こう』はアメリカで『SUKIYAKI』とタイトルを付けられ、大ヒットを記録した。歌詞と関係なくスキヤキと名付けられたのは、ひとえに当時、アメリカでスキヤキが大流...