1950年代末、ジョアン・ジルベルトがバスルームで完成させたと言われるボサノヴァは当時のブラジルの若者に熱狂的に支持されました。

アメリカのジャズサックス奏者スタン・ゲッツがジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンらブラジルのミュージシャン達とレコーディングした『ゲッツ/ジルベルト』が1964年にリリースされ、大ヒット。さらに収録曲『イパネマの娘』がシングルカットされポップスチャートに入る世界的ヒットになり、ブラジルからの「新しい潮流」は瞬く間に世界中の人々を魅了してしまいました。

その音楽スタイルはあらゆるポピュラーミュージックに取り入れられてきました。ジャズ、ポップス、ロック、クラブミュージックそしてJ-POPにも。

ノスタルジックなメロディ、豊かなハーモニー、クールで心地よいリズム。かけるだけで部屋の空気が変わります。現代でも瑞々しく響くボサノヴァの原点を聞いてみませんか?