グラミー賞初受賞から18年

2002年のデビュー以来、女性ジャズボーカリストの筆頭として常に第一線で活躍し続けるノラ・ジョーンズ。ロックやカントリーにも挑戦し、前作『デイ・ブレイクス』では原点回帰しながらも、あらゆるジャンルの音楽を取り入れたバラエティ豊かな作品でヒットを記録した。

4年ぶりの新作、気になる内容は…

全体的には、前作同様ジャジーなノラを堪能することができる曲がメインだが、ピアノと共に歌い上げるバラードや、力強いブルース調の楽曲など、現在のノラのすべてを詰め込んだアルバム。数曲、共同執筆者を迎えているものもあるが、作詞作曲はすべてノラ自身の手で行われている。 また、プロデュースに関しても、収録されている11曲中、9曲をノラが担当。その他の2曲 (「アイム・アライヴ」、「ヘヴン・アバヴ」)は、90年代からUSインディ・ロックを牽引し続けてきたウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーがプロデュースを務め、また、ジェフはその2曲の作詞作曲もノラと共に行っている。

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