Hollywood Vampiresとは
70年代、ウェスト・ハリウッドのサンセット・ストリップにあるバー、レインボー・バー・アンド・グリルのロフトには、ジョン・レノン、リンゴ・スター、キース・ムーンにキース・エマーソンといった名だたるミュージシャンたちが集い、さながら秘密クラブの様相を呈していた。そのクラブの参加者たちは、いつしかザ・ハリウッド・ヴァンパイアーズと呼ばれるようになっていた。
それから40年。アリス・クーパーは、映画スターであるジョニー・デップ、そしてエアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーとともに、伝説のハリウッド・ヴァンパイアーズを復活させることを決意する。
だが、今回は秘密のクラブではなく、そのスピリットを継承するバンドとして。
本作について
15年にはバンド名を冠したデビュー・アルバムをリリース。ポール・マッカートニー、ブライアン・ジョンソン、ジョー・ウォルシュ、スラッシュ、デイヴ・グロウル、オリアンティら、超豪華なゲストを迎える。そして、ザ・フー、レッド・ツェッペリン、ジミ・ヘンドリクス等のカバーを披露してみせた。
19年のセカンド・アルバム『ライズ』は一転、オリジナル・ナンバーを中心とした構成となり、ハリウッド・ヴァンパイアーズがリアルなバンドであることを世界中のロック・ファンに印象づけた。
この度、そんな彼らがライヴ作品をリリースする。『ライヴ・イン・リオ』と題された本作は、そのタイトル通り、2015年に行われたロック・イン・リオでのパフォーマンスを収録したもの。
何しろ動員観客数10万人を誇る巨大なステージのドキュメントであるから、その迫力は半端なものではない。
さらにはダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、マット・ソーラム(ガンズ・アンド・ローゼズ)、アンドレアス・キッサー(セパルトゥラ)、リジー・ヘイル(ヘイルストーム)等、豪華ゲストが続々と登場し、ステージを盛り上げていく。
15年のライヴということで、セットはカバーが中心。
ザ・フー、ジョン・レノン、ツェッペリンらのナンバーに加え、「スクールズ・アウト」、「ビリオン・ダラー・ベイビーズ」といった、誰もが知るアリス・クーパーの名曲も披露される。
これぞ「世界一ギャラの高いバー・バンド」の真髄。プロデュースはアリスの盟友、ボブ・エズリン。
アリス・ファンはもちろん、全ロック・ファン必見の作品だ。
Blu-ray/DVD/CD収録予定曲
- レイズ・ザ・デッド
- マイ・ジェネレーション
- アイ・ゴット・ア・ライン・オン・ユー
- コールド・ターキー 0
- ファイヴ・トゥ・ワン/ブレイク・オン・スルー(トゥ・ジ・アザー・サイド)
- マニック・デプレッション
- セヴン・アンド・セヴン・イズ
- ホール・ロッタ・ラヴ
- ジープスター
- アイム・ア・ボーイ
- スクールズ・アウト
- ビリオン・ダラー・ベイビーズ
- トレイン・ケプト・ア-ローリン
- ブラウン・シュガー