ホワイトストライプスとセブン・ネーション・アーミー
アメリカのロック/ブルース・デュオ/バンド。アメリカ合衆国デトロイト出身。1997年に結成。ザ・ストロークスやフランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズと共に、ガレージロック・リバイバルを代表するバンドとして知られる。特にギタリストのジャック・ホワイトによる、ロックの初期衝動を彷彿させる激しいギタープレイは近年の他のギタリストとは一線を画し、ローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に於いて17位を獲得している。
また、本アルバムに収録の同バンドの代表曲「セヴン・ネイション・アーミー」はローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500に於いて286位を獲得しており、サッカーワールドカップやユーロカップをはじめ、世界中のスタジアムで今日も鳴り響いている。「A seven nation army couldn't hold me back / 7ヶ国軍でも俺は止められない」はもっとも有名なロックフレーズの一つと言える。
またスポーツだけでなく、00年代のクラブシーンでもスタンダードとなった。プライマル・スクリームなどの影響でインディロックが求められた当時のクラブシーンにおいて、淡々とそして強烈でミニマルなグルーブがハマり多くのDJにPLAYされてきた。
以降の音楽シーンに大きく影響を与えた名曲をぜひアナログ盤で。
本作について
2002年4月にロンドンのToe Rag Studiosで2週間をかけてレコーディングされ、2003年4月1日にリリースされたザ・ホワイト・ストライプス4枚目のスタジオ・アルバム「エレファント」USビルボードのアルバム・チャートで最高位6位を記録。2004年グラミー賞の「最優秀オルタナティブ・アルバム賞」を受賞し、「年間最優秀アルバム賞」にもノミネートされるなど、世界中で大ヒットを記録し、彼らの代表作となった。今年でアルバム発売から20周年を迎えるにあたり、限定2枚組カラー・ヴァイナルを発売。LP1の盤面はレッド・スモーク、LP2がクリア・ウィズ・レッド&ブラック・スモークとなっている。
(メーカーインフォメーションより)
収録曲
■ディスク1- Seven Nation Army
- Black Math
- There's No Home For You Here
- I Just Don't Know What to Do With Myself
- In The Cold, Cold Night
- I Want To Be The Boy To Warm Your Mother's Heart
- You've Got Her In Your Pocket
■ディスク2
- Ball and Biscuit
- The Hardest Button to Button
- Little Acorns
- Hypnotize
- The Air Near My Fingers
- Girl, You Have No Faith In Medicine
- Well It's True That We Love One Another