オリヴィア・ロドリゴ / ライヴ・フロム・グラストンベリー (BBCレコーディング)
現代を代表するポップアイコンによる、BBCにグラストンベリーの伝説とも称された堂々のパフォーマンスをパッケージした1枚!
これまでに残した現代の最前線シーンにロック呼び戻した1st2ndの集大成となった。
また、彼女が敬愛するロバートスミスがサプライズ出演し、キュアーの名曲「フライデイ・アイム・イン・ラヴ」「ジャスト・ライク・ヘヴン」の名曲を共演。
バトンを受け取るような歴史的ライブ盤。
mei ehara / All About McGuffin
欧米、アジアと世界中が注目するシンガーソングライターmei ehara.5年ぶり待望の新作3rdアルバム。
静けさの中に感情の揺らぎを滲ませるmei eharaの新作は、シティソウル感もあり、ロックスティディ感もあり、インディロック感もありながら、mei eharaでしかない世界観を構築。そこに素晴らしいメロディ、歌声を見事に乗せている。
細部にまで美意識を宿らせながら、時にメロウに、時に甘く、時にバックビートが響く本作は、世界に開かれていく彼女の新たな到達点であり、出発点となる大傑作になっている。
デヴィッド・バーン / フー・イズ・ザ・スカイ?
トーキングヘッズを率い、今なお鋭い唯一無二の感性を保つ永遠の鬼才によるニューアルバム。
リードナンバー「Everybody Laughs」は人生の奇妙さを笑うミュージカルコメディ。
実験的の枠を飛び越えたポップセンスが炸裂するアヴァンポップのお手本を現代のミュージシャンに掲示するような完成度。
プロデュースはハリー・スタイルズ、マイリー・サイラスを担当したキッド・ハープーンを迎え、セイント・ヴィンセント、パラモアのヘイリー・ウィリアムス、ザ・スマイルのドラマーであるトム・スキナーなど現行音楽シーンの重要人を多数起用。
流石の傑作です。
cambelle / Magic Moments
下北沢を中心に東京インディーシーンで注目を集める彼らの待望の1stアルバム。
ソフトロックへの熱烈な愛情が伺えるアイデアが散りばめられたサウンドは、どこまで甘く柔らかで懐かしさを漂わせます。
Todd RundgrenやBrian Wilson、Nick De Caroといった1960~70年代のロック/ポップスからの影響を反映させつつ、ClairoやAlice Phoebe Louら、現行のレトロソウルやインディーポップとも呼応するサウンドが鳴らされている。
20世紀の古き良き音楽に対して憧憬を包み隠さないスタイルは渋谷系の系譜にあることが感じられます。
ソフトロック~ネオアコ、喫茶フォーク辺りが好きな方は必聴となっている音楽愛に溢れた1枚をぜひ。
ビッグ・シーフ / ダブル・インフィニティ
USインディーシーン中心となったバンドが名門4ADから放った最新作。
独自のサウンドを、切り開く彼らの新作は期待を超える1枚でした。
これまで築いてきた柔らかなインディーフォーク/ベッドルームなテイストに、サイケで畝る強烈なグルーヴが全面に押し出されたサウンド。
「このアルバムは私を包み込んでくれる」といったレビューを多数見かけ、その言葉通り現代の喧騒から僕らを覆ってくれる1枚。
