イノセンツ


不思議な力に目覚めた子どもたちが…

公開時のポスター(=ジャケット写真)に魅せられて、何の予備知識も持たずに劇場へ足を運んだ作品。そこで待ち受けていたのは、ホラーの御法度ともいうべき、子供VS子供という衝撃設定。善悪の判断も出来ない無垢な子供たちが、恐ろしい力を手に入れてしまいサイキックバトルに。抑揚なく進行するストーリーながらも、残酷な描写が多いのが特徴的。

ゼイリブ


サングラスをかけて侵略者を探せ!

『ハロウィン』『クリスティーン』などで知られるジョン・カーペンター監督が手掛けた、1980年代公開のSFアクションホラー。人間になりすましたエイリアンが見えてしまうサングラスを手に入れた主人公が、地球侵略を阻止するために奔走!発想も面白いし、アクションシーンも見ごたえあり。当時のアメリカにおける資本主義を批判した風刺作品としても有名。

ザ・リング


全米で完全リメイクされたJホラー

日本ホラー映画史上でも屈指の名作となった『リング』。呪いのビデオテープで人間を呪い殺す貞子は、"ジャパニーズ・ホラー・クイーン”として映画を超越してキャラ化。その『リング』が初めて海外リメイクされた、いわゆる"Jホラー"の走りとなったのが本作。全世界で2億5,000万ドル興入を記録。公開時のTVCMでは"ピー"が入るほど話題になった、ナオミ・ワッツの絶叫をご堪能あれ。

新感染半島 ファイナル・ステージ


新ジャンル!?泣けるホラー続編

とにかく足が速いゾンビの襲撃から一転、まさかのラスト展開で嗚咽をあげて泣いてしまうほど話題になった『新感染 ファイナル・エクスプレス』。待望の続編は前作から4年後の設定。無法地帯と化したソウルで、濃いキャラクターのメンツが再びゾンビに立ち向かいます。日本ではあまり知られてませんが、ソ大尉を演じた個性派俳優・ク・ギョファンにぜひ注目してほしいです。

LAMB/ラム


羊から産まれた羊ではない何か…

アイスランドの山間で起きた"奇跡"とも言える生命の誕生。北欧作品によくある淡々と映し出される生活風景だが、羊飼い夫婦が大事に育てる"奇跡"に違和感を覚えつつも、もしかしたら本当に存在してるのでは?と錯覚してしまう。思わず絶句してしまうラストを含めて賛否両論が大きく、かなり好みが分かれるのもこの作品の特徴です。あなたの"メー"には果たしてどう映るか…