マライア

1990年リリース。記念すべき1stアルバム。NYのウェイトレスが一夜にしてスーパースターとなった逸話はあまりにも有名。7オクターブの音域を持つ驚異的な歌唱力と表現力もさることながら、全曲のソングライティングに携わっていることにも驚かされる。2ndシングル「ラヴ・テイクス・タイム」は感涙必至の名バラードソング。

ミュージック・ボックス

1993年リリース。マライア史上最高のセールスとなる全世界3200万枚の売上げを記録した超ポップスアルバム。伝説はここから始まった!「ドリームラヴァー」「ヒーロー」「ウィズアウト・ユー」を収録。2024年2月リリースの30周年記念盤には、今は亡きルーサー・ヴァンドロスとのデュエット・カバー「Endless Love」が収録されてるのも嬉しいです。

デイドリーム

1995年リリース。絶頂期の彼女の歌声に、珠玉の楽曲の数々。無敵のマライアに拍車をかけた名曲ぞろいのアルバム。トム・トム・クラブの楽曲をサンプリングしたヒップホップ色の強い「Fantasy」やボーイズ・Ⅱ・メンとデュエットした「ワン・スウィート・デイ」が大ヒットを記録。ドラマチックなバラード「フォーエバー」もおすすめ。

バタフライ

1997年リリース。"おそらくこれが私のベスト・アルバム、多様性に富んだ作品"とマライア本人が明言したのが、このアルバム。音楽面でも前作『デイドリーム』以降、ポップスと融合したヒップホップやR&Bへのアプローチが強くなり、個性に磨きがかかったサウンドスタイルを確立した時期。肌の露出度高めになったのもこの時期でした笑

MIMI

2005年リリース。低迷期を経て、2000年代に復活を果たした傑作アルバム。ジャーメイン・デュプリがプロデュースした「ウィ・ビロング・トゥゲザー」が大ヒット。"The Return of the Voice"と言われるほどに全曲を通して、あらためて彼女の声に感動を覚えます。オリジナルアルバム盤ではラストを飾る「フライ・ライク・ア・バード」は、黒人の血をひく彼女のゴスペル魂全開の圧巻の1曲。


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