新たに発掘されたライブ音源
ブライアン・メイ (クイーン)、スラッシュ (ガンズ・アンド・ローゼズ)、ジョニー・マー (ザ・スミス)など数多くのギタリストに影響を与えたアイルランド出身のロリー・ギャラガー。ラスト・アルバムとなった『フレッシュ・エヴィデンス』 (1990年)発表後の1990年12月28日と29日に、英国ロンドンのタウン&カントリー・クラブで披露した名演を収録。全23曲の収録トラックはいずれも未発表音源。
当時の最新作にして生前最後のアルバムとなった『フレッシュ・エヴィデンス』の収録曲から、自身の代表曲 (「シャドウ・プレイ」、「タトゥード・レディ (いれずみの女)」など)、そしてブルース界のレジェンドたちのカヴァー曲まで幅広い楽曲を収録。
彼の代表作である『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 (1972年)、『ライヴ・イン・アイルランド』 (1974年)といった名ライヴ盤にも劣らぬ見事なパフォーマンスが刻み込まれた1作。
凄まじい激しさとスピードで演奏されるエレキ・ギターから、円熟味を感じさせる歌声、巧みなスライド・ギター、そしてブルージーなアコースティック・ギターまで、ロリー・ギャラガーのミュージシャンとしての魅力を凝縮。
長年に亘りギャラガーのバンドを支えたジェリー・マカヴォイ (ベース)とブレンダン・オニール (ドラムズ)、オアシスやトーク・トークらとの共演でも知られるナイン・ビロウ・ゼロのマーク・フェルサム (ハーモニカ)、ソロ・アーティスト及びセッション・マンとして幅広く活躍するゲラント・ワトキンス (ピアノ、オルガン、アコーディオン)から成るバック・バンドの好演も大きな聴きどころ。
英文ブックレットには当時のステージの様子を捉えた貴重な写真資料のほか、ギャラガー本人とも親交のあった音楽ジャーナリスト、ナイジェル・サマリーによるライナーノーツを掲載。
新たに発見されたマルチトラック・テープを基にミキシングし、アビー・ロード・スタジオでマスタリングを施した最新マスターを使用。
<日本盤のみ>英文ライナーの完訳付/歌詞対訳付、SHM-CD仕様。
※本商品は金曜販売開始商品のため、商品のお届けは発売日当日以降になります。
収録曲
■DISC 1- コンチネンタル・オップ
- ヘヴンズ・ゲート(天国の門)
- ドント・スタート・ミー・トーキン
- キッド・グローヴス
- ミーン・ディスポジション
- ループ
- タトゥード・レディ(いれずみの女)
- キング・オブ・ザディコ
- ムーンチャイルド
- アウト・オン・ザ・ウェスタン・プレインズ
- ライド・オン・レッド・ライド・オン
- ウォーキン・ブルース
- エンパイア・ステート・エクスプレス
■DISC 2
- シャドウ・プレイ
- アイ・ワンダー・フー
- シン・キッカー
- ミドル・ネーム
- ホエン・マイ・ベイビー・シー・レフト・ミー
- ゴースト・ブルース
- メッシン・ウィズ・ザ・キッド
- キープ・ア・ノッキン
- ブルフロッグ・ブルース
- オール・アラウンド・マン