一人暮らしって実際どう?
こんにちは、Neowingのコニーデです。4月といえば新生活。晴れて一人暮らしとなった人も多いんじゃないでしょうか。そこで今回は、Neowingの若手男性スタッフに「一人暮らしって実際どうなの?」とあれこれ質問をぶつけてみました。
インタビューされる人
三五郎: 茨城出身。Neowingに新卒で入社して数年が経つ若手プログラマー。NUMBER GIRL(向井秀徳)をこよなく愛する20代男性、独身。
とある芸人に似すぎていることが社内でもっぱらの噂に。
▼女性スタッフ3人に聞いた話はコチラ
【新生活】一人暮らし女子たちが語る部屋探し、インテリア、料理、家事、そして不安…
わりと、地道に生きてます
コニーデ: 出身はたしか、いーばーらー…
三五郎: 「ぎ」じゃないです、「き」です!よく誤解されますけど濁りませんから。「いばらぎ」と打って普通に「茨城」に変換できちゃうのがおかしいんですよ、そもそも。
コニーデ: 一人暮らしのきっかけは?
三五郎: 大学に入るタイミングですね。東京じゃなくて長野でしたけど。長野市内の1Kの部屋で大学生活を送ってました。
コニーデ: 長野だったら東京と比べて家賃はどうなの?
三五郎: 長野のなかでも良い方の部屋で、4万ぐらいでした。で、新卒でNeowingに入るときに東京に来て、いま7万の部屋です。
コニーデ: 部屋探しっていろいろ大変だけど、こだわりの条件ってあった?
三五郎: まず職場が決まってたので「通いやすい沿線で、安いとこ」ですね。あと「乗り換えの回数」も大事です。1回か、あって2回ですね。乗り換えが多いと面倒くさいし、寝過ごしたりすると関係ないとこに延々と行っちゃうので。そんな条件で5、6件は見てまわりました。安さも考えてたんで都心から離れる感じになりましたけど。
コニーデ: 家賃の占める割合って給料の3分の1が目安っていわれるけど、現状はどう?
三五郎: いやあ、重たいですね。めちゃくちゃ重たいっす。なぜなら給料が…。ねえ、そうでしょう!ねえ、そうでしょう!
コニーデ: いやいやいや、ちょっと急にどうした、おい、手を離せ!
三五郎: 安田顕(onちゃん)なら「実際問題ねぇこの社長んとこじゃ食えないんですよ!」て言うレベルですよ。
コニーデ: 黄色いアイツの名言きた。じゃあ、普段はかなり節約生活を。
三五郎: 節約ですよ。平日は帰る時間が遅いのでスーパーの半額とか割引になってる惣菜があればちょろっと買ったりしてますね。もともと食が細い方なんですが、それでもお昼だけは野菜とご飯と肉って感じで栄養のバランスを考えてます。
コニーデ: おお、20代なのにしっかり栄養バランスを考えてるんだエラい。
三五郎: 僕は夜はそんなに食べなくてもよくて、朝も時間があまりないので、お昼ぐらいはしっかり食べるようにしてます。牛丼屋でも野菜をプラスするみたいな。コンビニでもサラダを一緒に買うとか。お菓子も食べないし。
コニーデ: エラいなあ。俺が20代のころなんて炭水化物に炭水化物を重ねるような食事ばっかだった。栄養なんてこれっぽっちも考えてなかったなあ。
三五郎: ラーメン、替え玉、チャーシュー御飯みたいな。僕には全く想像できないですね、替え玉すらやったことないです。
コニーデ: 20代で限界の食べ方なんだけどね。いまじゃ俺もさすがに厳しくなってきた。ところで、家賃、食事以外で給料は何に使ってるの?
三五郎: 最近ハマってるのが「脱出ゲーム」ですね。
SCRAPがやってるイベントに友だちと行ってます。チケットも3000円ぐらいからで割りとお手軽で、それで1~2時間は遊べます。知らない人と組まされたりするのもあって、まあいろいろ出会いも含めつつ。
コニーデ: ドラクエとかみんなでパーティー組んで進んでいくみたいなのが好きな人とかハマりそう。
三五郎: リアルでそれが出来ますからね、ハマると思いますよ。ヒントを自分が解いたときの優越感とか最高です。対象年齢が低いのもあるんでファミリーで参加もありです。あとは人狼イベントなんかも行きますね。
コニーデ: 人狼のイベントもあるんだ。どういうところでやってるの?
三五郎: ルノアールみたいな会議室がある喫茶店とか、専用ルームもありますよ。あ、あと、ボードゲームもすごく好きで、なかでもオススメなのが、人狼と同じようにみんな集まってトークしながらやる「スコットランドヤードゲーム」。
コニーデ: 聞いたことあるけどよく知らないな。スコットランドヤードってロンドン警視庁のことだよね。
三五郎: そうです。桃鉄みたいに街がマス目になっていて、そのマス目を電車とバスとタクシーで移動しながら刑事(5人)が犯人(1人)の居場所を探していくボードゲームです。犯人は自分のターンの3回に1回は居場所を公開するルールなので、それを手がかりに刑事役が協力して推理したり、犯人役と駆け引きしながら進めていきます。
コニーデ: めちゃめちゃ楽しそう!仲間内でワイワイやってるのが想像できる!そういう、リアルでいろんな人と集まってやるゲームに最近ハマってるんだね。思ったよりアクティブたな、根暗そうな顔してるクセに。
三五郎: (いや、顔とか関係ないだろ…)まあ、平日はもう遅いので帰ってご飯食べて寝るだけなので、その分、休日はいろいろ遊ぶようにしてます。
一人暮らしになって気づいたこと
コニーデ: 洗濯や掃除なんかはどうしてる?平日はやれないよね、なかなか。
三五郎: もう土日にまとめてバーっとですね。だから一番欲しいのは、乾燥機。洗濯物を干したりする時間も省けるし、日当たりがあまり良くないんで生乾きの匂いも気になりますからね。あと、いい洗剤にこだわりたいってのがあります。柔軟剤とか。
コニーデ: えー、柔軟剤使ってるの??20代のクセに?根暗そうな顔してるのに?
三五郎: (さっきから普通に失礼なんだよな、この人)洗剤プラス匂いをつけないと、やっぱり生乾きの匂いや自分の体臭は消せないので。
コニーデ: そうか。柔軟剤を使う文化なんて一人暮らしのときになかったけどなあ。洗濯機にも柔軟剤を入れるスペースなんてなかった気がする。一人暮らしになったら絶対買うぞって憧れてた家具とかアイテムってあった?個人的にはソファに憧れてて、一人暮らしをはじめたとき一番最初に買ったよ。
三五郎: ソファいいですよね。
コニーデ: もう初日に裸になってソファでごろごろしたよね、小一時間。
三五郎: (独特な歓迎の仕方だな…)そうですか。僕は実家でも長野でも布団に寝てたので、東京でベッドを買いました。でもね、邪魔!しかも安いベッドを買ったから沈む!本当、安かろう悪かろうを実感しました。
コニーデ: なにか恐怖体験とか困った体験とかある?
三五郎: 泥棒とかお化け的な体験はないですけど、勧誘系は困りますよね。寝てるときに起こされて宅配かなと思って出たら勧誘で腹が立つみたいな。
コニーデ: そっちかよ!ってね。
三五郎: あ、それで思い出しました。荷物が平日受け取れない!一人暮らしはこれが困りますね。不在票が入ってたときの面倒臭さったらないです。それでいくとコンビニ受け取りとかマジで便利ですね。いつでも自分のタイミングで受け取れますから。
コニーデ: コンビニ受け取り、
Neowingでも利用者が急増しております。
三五郎: あ、そうだったんですか、まったく知りませんでした(棒)。ファミリー向けマンションだったら宅配BOXとかあるでしょうけど、一人暮らし向けアパートなんかだとやっぱり平日に受け取るのは難しいです。
コニーデ: 眠れない夜どうしてる?どうしようもなく人恋しい夜ってたまにあるじゃない?一人でいることが寂しくてどうにもならないとき。
三五郎: ないですよ、そんなの。
コニーデ: ないのかよ!どこまでいっても孤独しかない夜とかあるだろ!言えって!
三五郎: (どうしたんだろう、家族とうまくいってないのかな…)次の日が仕事とか、フラれたとか、そういう憂鬱なときはありますよ。そういうときはやっぱり音楽を聴いたり、好きなお笑いのDVDを音だけ聴きますね、部屋を真っ暗にして。
コニーデ: お笑いの音だけってのちょっとわかる。塞ぎこんでるときの芸人のラジオとか安心するもんね。
三五郎: 僕はナイナイのラジオが好きで、
それの本があるんですけど、付属のCDをずっと聴いたりしますね。あとは録音したラジオとか、
ラーメンズのDVDを音だけとか。あと、音楽だと逆にテンション上げたいので、レッチリとかですね。
コニーデ: 音楽のときは逆なんだ。よく悲しいときにあえてバラードとか聴いてカタルシスな人もいるけど、そうじゃないんだね。
三五郎: 憂鬱なときはテンション上げるやつで、フラれたときは、もうアレです、『OMOIDE IN MY HEAD』かけます。
コニーデ: 出た、NUMBER GIRL!向井秀徳かけちゃう!「繰り返される諸行無常~」
三五郎: 「~よみがえる性的衝動」むったん聴かないとダメですね。結局、なんですかね、家にいるときは何かしらエンターテインメントに関わってるってことです。何もなきゃ始まらないんです、僕つまらない人間なので。何か頼れるモノがないとダメなんです。
コニーデ: 誰でも何かに頼って生きてるから、そんなつまらない人間だなんて思わなくても大丈夫だよ。
三五郎: (励まし方が薄っぺらいな…)あ、はい。
コニーデ: (スゴい、何も考えずに軽い気持ちで人を励ますと薄い言葉しか出てこない…)実家にいるときと一番自分のなかで変わった点はある?
三五郎: 自分で全部やらなきゃいけないんで、やっぱりたくましくなりましたね。実家にいるときはなんでも任せっきりでした。ということで、やっぱり母親の偉大さに気づいたってことですね。
コニーデ: 母ちゃんスゲーと。
三五郎: ゴミ捨ての面倒臭さとか、料理とか掃除とか洗濯とか、それ全部やりながら子供を育てて仕事もしてって。どんだけスーパーなんだと。家帰ってからご飯なんか作りたくもないですよ。
コニーデ: それを毎日こなしてるんだからね、母は偉大。実家にはときどき帰ってる?
三五郎: 最近はあんまり帰らないですねえ。
コニーデ: まあ、男はね、あまり帰らない。俺も家を出て20年近く経つけど一回も泊まったことない。
三五郎: 毎回、日帰りですか!
コニーデ: 実家が近いってのもあるけど、2、3時間ですぐ帰るね。孫の顔をちょっとだけ見せるみたいな。
三五郎: 母は偉大って言っときながら、やってること冷たくないですか?
コニーデ: また地元に戻って生活してみたいってのはある?
三五郎: 地元じゃなくてもいいんですけど、一刻も早く田舎に行きたいです。もうこの東京の喧騒がいろいろ面倒なんです。東京に憧れて来ましたけど、合わないです…。
コニーデ: 合わないんだ。
三五郎: あと地方ローカルのバラエティ番組が好きなんで、それ見たいってのがありますね。水曜どうでしょうから始まって、ハナタレナックス、おにぎりあたためますか、1x8いこうよ、この
大泉さん関係から、静岡のしょんないTVとか、好きですね。
コニーデ: 地方ローカルおもしろいよね。お金がない分アイディア勝負だったり、規制がゆるいから余計なしがらみを気にしないで思いのまま番組がつくれる。北海道勢だと、
TEAM NACS以外にもブギウギ専務もいいね。
三五郎: THE TON-UP MOTORSのボーカルですね。
コニーデ: ダイノジ・大地洋輔も出ててね。あとは、千鳥がやってるテレ玉の「
いろはに千鳥」とか。
三五郎: 一日8本撮りのあれですね。まあ、そういった東京のギスギスした感じよりも田舎のゆるいところで暮らしていきたいってのが本音です。
コニーデ: 人それぞれ生きやすい領域を見つけて、そこで暮らしていけるのがハッピーなのかもしれないね。
三五郎: (んー、ちょっとまだ薄っぺらいけど…)まあ、そうですね。
コニーデ: まとまった?
三五郎: いいと思います。
コニーデ: じゃあ最後に「母さん、ありがとう」って。
三五郎: いや、なんでここで言わないといけないんですか。会ったとき直接言いますよ。泣くと思いますよ、僕も一緒に。
コニーデ: 怖ぇッ!端から見ると怖ぇッ!
三五郎: (やっぱ最低だな、この人…)
インタビューを終えて
やっぱり
ある芸人に似すぎている三五郎くん。20代男性とあって毎日好き勝手のやりたい放題かと思いきや、節約にはげむ堅実な生活を送っていました。給料への不満を私に言われても困るけど。
でもこの若さで、しっかりと母親の偉大さに気づいたのは立派。もうちょっと東京でガンバってお金を貯めて、お母さんを温泉にでも連れていってあげてほしいものです。
一人暮らし関連アイテム