【Neowingスタッフが買ってよかったもの まとめ】
トコトコが買ってよかったなあと思ったもの
はじめまして、こんにちは!年々1年が過ぎ去るのが早く感じるようになってきたお年頃のトコトコと申します。大掃除の一環として洋服の結構な量を断捨離はしたものの、欲望の赴くままに買いあさったCD・DVD・本は全く断捨離できないため日々圧迫される収納に頭を悩ませております。
リリースに感謝
近年、個々での活動が目立ち中々バンドとしての活動がないL'Arc~en~Ciel。去年リリースしたEVERLASTINGからほぼ1年ぶりに新曲を出してくれました。ありがとう!!
これまでの楽曲と雰囲気は違うのに“ラルクらしさ”がある1曲です。ライブVer.とPVの収録、本当に御馳走様でした。来年は25周年、ラルクとしてまた新曲が(欲を言えばオリジナルアルバムも)リリースされることを祈ってます。
オリジナルな世界観
15周年記念のプロジェクトという事で発売された1枚。同時に天野月名義でもシングルがリリースされました。
少しダークな雰囲気の歌詞と激しかったり静かだったり強弱のあるサウンドが天野さんの独特な歌声と相俟ってまさに天野月ワールドを形成している気がします。メジャー・インディ両方の曲が聞けるお得な1枚です。収録曲のPVもあり、映像としてみる天野月ワールドも素敵でした。歌い手の花たんさんとコラボした曲で楽曲の切ない雰囲気とお二人の歌声の相乗効果で、若干うるっときたのは内緒です。
『人外×少女』という響きにひっかかった
魔法・イギリス・妖精…。かの有名なハリー某さんではございません(あのお話も大好きですが)
複雑な事情が重なりある意味すれてしまった少女と、人ならざる者のため人間の感情等がよく判らない魔法使いのお話です。何かが欠けているためか、噛みあわなかったりする二人にじりじりもやもやしながらも不器用に手さぐりで歩み寄っていく様子にほっこりします。魔法使いの他にも妖精やドラゴン等も出てきます。特にお気に入りのキャラはブラックドッグ。こやつ可愛い…!既刊分は読み終えてしまっているので続刊が待ち遠しいです。アニメ化もお待ちしてます。
人たらしな主人公イイネ!
田中芳樹先生原作のアルスラーン戦記を鋼の錬金術師でおなじみの荒川弘先生が漫画化し今年アニメ化された作品。
最初は自信なさげで心細そうなアルスラーン殿下が周囲の仲間に助けられながら成長し王への道を歩むまさに王道物語です。王族らしからぬ言動と柔軟な思考で頼もしい仲間(強さ:チート級)を増やしていく様はまさに人たらし。庇護欲をかきたてられる気持ちがよく判ります。勿論、守られているだけじゃない殿下を応援したくなります。
おまけでついているアル戦4コマは完全に遊びに走っていて最高でした。2期が決定しているので原作の1部まではアニメやってくれるはず!(原作小説も買って本棚がより圧迫されたことは以下略)
珍しく哲学的な物語を読んでみた
伊藤計劃先生はこの作品を書き上げる前にお亡くなりになられたため、円城塔先生が後を引き継いで完成された作品です。
映画から見たのですがその世界観にはまり原作に手を出しました。映画は尺の問題もありますし、原作とは設定が異なる部分もありますが、それぞれで少し違った楽しみ方ができるかと思います。19世紀を舞台に、死体を使った「屍者産業」が発達した世界でのお話になります。
設定が設定の為エグイ場面もあったりしますが、魂とは?意志とは?とテーマはとても哲学的です。小難しい話が多いのと知識の幅がないので読破に時間はかかりますが読み応えがあり、色々考えるところの多い素晴らしい作品です。来年の2月には映画のDVDが発売されるのでそれと併せて更に楽しみます!