【2016年 Neowingスタッフが買ってよかったもの まとめ】

書いた人:ゲーム担当NJA

2016年のゲーム業界と言えば、全世界的に『ポケGo』旋風が吹き荒れ、リオでは安倍マリオが話題をかっさらい、ファミコンミニが大ヒットと、任天堂の底知れぬパワーを思い知りつつも、WiiUからNSwへの早すぎる(?!)世代交代は感慨深いものがあります。

SCEはSIEに衣替え(?)し、PSVRという未来を感じるデバイスの登場はもちろん、いよいよPS4が普及段階に。PS Awards2016ではGold Prize(50万本越え)が10タイトルも受賞。まさに名作揃いの1年となり、ゲームファンの睡眠時間を容赦なく削りに掛かってきました(←褒めコトバ)。

スマホゲームも相変わらずの勢いで、担当も課金を注ぎ込むタイトルがあります。ありますが、やっぱり十字キーに物理ボタンでやるゲームは面白いのです。来年は、メガドライブミニとか、PCエンジンミニとか出ないかなー。

なんて素敵な二重生活。


ペルソナシリーズと言えば、「あー、こんな学生生活送ってみたかったよねー」と、誰もがうらやむリア充生活な訳ですが、本作はさらに怪盗団という、超あこがれのシチュエーションまでプラス。もうロールプレイとしては完璧です。しかも、「悪い大人」をやっつけるという熱い展開。これぞピカレスク。

普通にプレイしても70~80時間はかかる大ボリュームにも関わらず、先が知りたくなるストーリーにぐいぐい引き込まれるので楽しくて仕方ないです。寄り道&やり込みを始めたら、それこそ大変な事に。昨今のRPGはアクション要素が強いものが主流ですが、本作はコマンド選択型のオーソドックスな作り。しかし案ずる無かれ、おしゃれなUIと音楽で、非常に洗練されているのです。むしろ安心してゲームに没頭できました。

なお主人公ちゃんは、何股かけてもOKというシリーズの伝統芸を披露しますが、メイン級のヒロイン達はもちろん、サブキャラ女性陣(多数)も大変に魅力的なので、「え、この子攻略対象なの?(嬉)」「あれ、彼女は攻略できないんかい(涙)」の悲喜こもごもが楽しいです。(そこ!?)

いよいよ桐生伝説が完結・・・・なの?



セガの看板タイトルのナンバリング最新作にして、桐生ちゃんの物語の完結編です。今作からPS4専用となったことで、まあ、街の描写とか凄まじいクオリティになりました。お約束のミニゲームも、それだけで1本に出来るじゃん、てレベルの仕上がり(セガのゲーセンなんて、レトロゲーからバーチャファイター5FSまで、そのまま遊べる!)。

戦闘シーンや、アイテム運用など、システム的にちょいちょい変わっている部分もありますが、総じて見れば、「いつもの龍(←安心)」です。メインストーリーをほったらかしにして、ミニゲームやサブクエストをこなしているだけでも、全然楽しいです。そう、本編が進まない罠。

そして肝心の本編ストーリーは、多分、賛否両論あるかな。誰もが望むハッピーエンドでもなければ、救う余地のないバッドエンドでもないと感じていますが、「う、うーん」と腑に落ちない印象も。しかし、それは桐生一馬という男が選んだ道なのです。「桐生なら、こう行動するんだろうな」と思うと、なるほど完結編なのかもしれません。

惜しむらくは、シリーズを彩ってきた真島の兄さんや、秋山、その他面々の出番がちょっと少なくて物足りない点。もっと活躍して欲しかった。なお、ビートたけし率いる広瀬一家の面々は、とても人情味溢れていて、好きになれました。スピンオフに期待してます。

むしろドラクエ


「Minecraft」に代表される、いわゆるサンドボックス型のゲームですね。発売前は、「それなんてマイクラ?」と名指しで言われてましたし、担当も内心そんな風に思っていました。

しかし実際にプレイしてみると、すみません考えが間違っていました、テノヒラクルーです。ちゃんとドラクエしてるんです。ちょっとずつ道具や武器を作って、少しずつ冒険範囲を広げていって、だんだんと強い敵に立ち向かう。そう、まさにドラクエ。自分の作った拠点に集まってくる住人も、活き活きしてます。「ようこそ○○の村へ」を延々繰り返すだけじゃないです。全員、役割分担があるんです。マジでドラクエの世界の住人になれました。

ドラクエスピンオフは数あれど、本作はかなりお気に入りになりました。ただし、ボス戦が結構なアクションバトルなので、のほほんとブロックを積むだけのゲームだと思っていると、苦戦しますよ。(苦戦しました)

おひとつ、イカがですか?


空前のイカブームが訪れた2015年。2016年になってもその勢いは衰えることを知らず、担当家のWiiUも連日イカばっかり稼動しておりました。(というか、他のタイトルのリリースが以下略)。

しかし、はじまりがあれば、終わりはやって来るのです。イカ人気を牽引してきたと言っても過言ではない「フェス」が、第16回をもってラストフェスとなりました。その最後のお題は、「シオカラーズ国民投票!アオリ vs ホタル」。まさに祭りを締めくくるにふさわしい対決と言えましょう。

結果、ごくごく僅差の勝負となり、ホタル陣営が勝利を勝ち取りました。もちろん、それ自体は大変素晴らしいことなのですが、アオリ派を自認する担当としては、自分の不甲斐なさに涙する日々。 すまんかった。と反省し、このamiiboアオリを、ガッと買い込んだわけです。具体的には3体。

amiiboシリーズは、元々その出来の良さが広く知れ渡っているところですが、amiiboアオリは、まさに神クオリティ。髪の触手部分は半透明だったり、衣装にはラメが入っていたりと、造形的にも大変手が込んでいますし、手の「だらん」とした感じも絶品で、イカヨロシクーが目の前に光臨です。頭に乗っかった、「イカの切り身(?)」も食欲をそそる「てかり」具合。け、けしからん。これはけしからん。怒りに身を任せて、amiiboホタルを3体も追加で買っちゃったじゃなイカ!!

かわいい、なかよく、思いやり。


日本が誇る世界のスーパースター、「キティちゃん」でおなじみ、サンリオのテーマパークが東京・多摩市にある訳ですが、行ったことあります? え?舞浜駅すぐそばのテーマパークなら良く行く?ですよねー、ハハっ。

で、このパークの見どころは各種ステージショーですが、やはりメインはパレード。現在上演している、「ミラクル・ギフト・パレード」では、キティパイセンを筆頭に、サンリオキャラが続々と登場します。小さなお子さんならきっと、「キキララーっ!」とか「ポムポムプリンーっ!」と大興奮間違い無しです。しかし、某舞浜さんと違って屋内施設のため規模はちょっぴり小さめ。その代わり、目の前をキャラクターとフロートが通り過ぎるだけ・・・ではないのです。なんとストーリー性のある物語(約30分)が展開されるんです。

楽しくお祝いのパーティをしているキャラクター達、しかし突如、闇の女王が現れます。場内は暗転し、悪者(風)の手下がぞろぞろ出てきます。迫真の演技で、怖くて泣き出すキッズ達もちらほら。とうとう、みんなが大切に育ててきた、「知恵の木」の光が奪われてしまいます。そこに敢然と立ち向かうダニエル兄貴(キティさんのボーイフレンド)、しかし・・・。

と、結構しっかりしたストーリーなのです。ぜひ現地でお楽しみ頂きたいところですが、「簡単に行けないYO!」という方には、このDVDがオススメ。パーク内ではショーの進行に合わせて、色が変わる「光るスティック(1,500円)」が販売されていまして、これが同梱されています。なんとDVD鑑賞時も現地と同様に光が連動するスグレモノ。ご自宅でもパレード気分が楽しめますよ。


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