次亜塩素酸水について、NITE(製品評価技術基盤機構)は先月の中間報告で現時点では新型コロナウイルスに対する有効性は判定できないとしました。

これを受けて文部科学省が次亜塩素酸水を学校で噴霧しないよう呼び掛けるなどといった動きが報告されています。

この動きに対して研究者やメーカーで作る「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」は「誤解を生んでいる」と反論しています。

記者会見では消毒効果があったとする北海道大の実験結果などを示した上で「濃度を適切に制御すれば人体にも影響がなく、感染予防に効果がある」と訴えました。

NITEは今月中に最終報告をまとめる予定となっています。

イレイザーミスを生産する株式会社ライフネットワークの見解は以下の通りとなっています。

Q:次亜塩素酸水(イレイザーミスト)は大丈夫なのか

A:製造年月日、原料、塩素濃度(ppm)、ph等の表記がない商品には注意が必要です。イレイザーミストは上記を全て記載しています。

Q:コロナウイルスに対して効果が得られるのか?

A:次亜塩素酸水の有効性は「現段階では判断できない」という結論に達していますが、判断できない=効果がないという判断ではなく、現在も検証は継続中のため、正確な有効性に関しては今後の調査で明らかになってくると思われます。 また、本件に関する当社の位置づけですが、当社取得のエビデンスに則りウィルス・菌に関する不活化の実証は確認できておりますので、広義のウイルス対策商材として販売をさせて頂いております。 コロナウィルスにも効果が期待できる可能性はあると考えますが、現時点では明確な回答をすることは困難ですのでご理解下さい、

Q:次亜塩素酸水の空間噴霧による消毒や健康被害について、問題はないのか?

A:現在まで9年を超える販売の中で、ホテル・介護施設・動物病院などのご施設様に継続的にご利用を頂いておりますが、、健康被害に繋がった報告は今日まで1件も届いておりません。

最後に、今回の一連報道は、コロナウィルスに便乗する形で多くの商品が出回っていることに対しての警鐘と捉えています。

また、長年の販売を通じて定量的な健康被害の有無や効果(導入して頂いた施設でインフルエンザやノロウィルスなどが発生しなかったとの報告もあり)に関する知見を高めております。

当社商材がコロナウィルスに効果があると厳密な回答をすることは現時点では困難ですが、安全に使っていただける除菌商材であると考えています。

2020/06/19 update