2014年12月13日、新感覚ゲーム「Ingress」の公式イベント「Darsana」が東京で開催された。
オープニングの日比谷公園野外音楽堂には3500人を越えるだろう人が入場、もちろんイベント参加者=エージェントに至っては未知数だったという、Ingress――イングレスのエージェントたちの興奮は冷めやらぬといったところか。
ケータイ Watch:日本を覆う巨大フィールドまで出現、数千人が集まった「Ingress」バトル
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20141215_680305.html
「イングレス」とは
この「イングレス」とは言ってしまえば「陣取りゲーム」である。ただし、戦場はこの「現実世界」ぶっちゃけて言えば「Google MAP上」だ。
Googleの社内スタートアップ「ナイアンティックラボ」が開発・運営する、スマートフォンに対応した、拡張現実技術を利用したオンラインゲームだしね(笑)。
とはいえ、陣取りの基点(ポータルと呼ばれる。文化的・芸術的・宗教的に重要な場所に設置される。実際には更に公共施設など)を探し求めて、実際にその場まで移動しなければならない。だからこそ、ダイエットにも貢献したり、レンタルサイクルの売り上げに貢献したりするわけだが(笑)。
今回のイベントでは、海外にまで行ってしまう強者もいたり。
ゲームのプレイヤーは「エージェント」と呼ばれ、勢力=チームは、エンライテンド(Enlightened)(緑)、レジスタンス(Resistance)(青)の2勢力に分かれている。
エンライテンドは人類を覚醒に導く勢力、レジスタンスはそれに抵抗する勢力で、互いに争っている、というのがこのゲームの大まかなストーリーだ。
詳しくは、公式サイトやwikiを見るなりして確認して欲しい。なかなか中二病をくすぐられます(笑)。
現在は、周りからみると、スマホなどを見ながらポチ、スラッ、ポチとかやってるタダの不審者ですが(笑)、これが「グーグルグラス」などの視覚に投影するAR端末と連動して、実際の目前にポータルやシンボルなどが見えるようになると、この面白さは飛躍的に増大すると思われる。
ただ、このゲーム。wikiをフル活用して自分で調べたり積極的に情報にアプローチしないと、最初はわけがわからないのが難点。
公式サイトは英語だし、ゲーム内も日本語に対応しているだけで、基本全部英語。
チュートリアルもあるけれども・・・なレベルなのと、最初はやれることが非常に少ないので途中で挫折しやすい。
実際には、レベル8(アイテムが全部使用できるようになる)までがこのゲームのチュートリアルという位置づけっぽいので仕方ないのだが。
とはいえ、近所や通勤・通学途中で様々なポータルがあり、身近な地域でも色々知らないことを発見できるのは、なかなか興味深いもの。意外と知らないところが多いことを痛感する。こんなところにこんなものがあったのか、とか、誰だよ、こんなものをポータルに申請したのはwwwとかね(笑)
「イングレス」のお供グッズ
そんな屋外活動がメイン故に、冬場には手がかじかむやらでエージェントは辛いよ、なので役立ちそうなアイテムをご紹介。