まずはデビューのきっかけから教えてもらえますか?

「地元の商店街を歩いているときにプロダクションの方に声を掛けて頂いて、入ってすぐに『ルドイア☆星惑三第』のオーディションに受かることが出来て、始まったって感じです。」

すごい順調な滑り出しですね。

「そうですね。でもホントはそのオーディションも休もうと思ってて・・・風邪をひいてたんで『今日休みたいんですけど』って連絡したら『電話する気力があるなら大丈夫だね。』って言われて(笑)で、お化粧も髪もグチャグチャのままマスクして行ったら『マスクいいじゃん!』ってなって受かることが出来たみたいです(笑)」

もともと芸能の仕事に興味はあったんですか?

「興味はありましたけど、仕事として考えるほどではなかったですね。」

それがまたなぜやってみようと?

「声を掛けて頂いた時は短大に通ってまして、秘書になりたかったんですよ。で、プロダクションの方が『売れなかったらウチの秘書やりなよ』って言ってくれたんで、それなら就活もしなくていいからいいかな。と思って(笑)」

前向きなんだか後向きなんだかよく分からないですね(笑)ちなみになんで秘書になりたいと?

「私が高校三年生の時にやってたドラマで『ラストクリスマス』っていうのがあって、そのドラマで秘書を演じていた矢田亜希子さんがホントに可愛くて。それですぐ決めました(笑)」

分かりやすい(笑)そんなこんなで事務所に入り、『ルドイア☆星惑三第』を経て今に至る訳ですが、最近の活動でいうと気になるのはやっぱり『W∞アンナ』なんですが、結成はいつ頃ですか?

「ちょうど1年前くらいですね。」

勉強不足で恐縮ですが、『W∞アンナ』の活動内容のメインは“お笑い”になるんですか?

「最初はグラビアも出来て、レポーターも出来て、二人でなんでも出来る!みたいな感じでやってたんですけど、だんだんお笑いの部分が一人歩きしていって・・・今は自分たちでも『レッドカーペット』とか『エンタの神様』とかの番組に出れるように。っていうのを目標にしてます。」

『W∞アンナ』のネタは二人で考えるんですか?

「ホントに二人で考えてるんですよ(泣)正直なところ、作家さんとかいる人はホントに羨ましいです(笑)」

ネタの練習とかも当然するんですよね?

「カラオケに行ってやります。さすがに公園とかでやるのはまだちょっと恥ずかしいんで。」

なるほど。カラオケBOXは練習にはもってこいですね。

「でも、だいたい歌っちゃうんですけど(笑)」

(笑)ちなみに持ちネタはどれくらいあるんですか?

「そんなに数はないんですけど・・・40くらいですかね。」

そんなにあるんだ!十分スゴイと思います。ちなみに川村さんとは仕事以外でも一緒に遊んだりするんですか?

「よく『仲悪いでしょ?』って聞かれるんですけど、ホントに仲いいんですよ!知れば知るほど気が合うというか。性格が似てるとかではないんですけど、デコボコ感がぴったり合うんですよね。実は昨日も仕事の前に待ち合わせして一緒にカラオケに行ったんです。」

仲いいですね。ていうかカラオケ好きですね(笑)

「(笑)最近曲の趣味が一緒だということに気付いて、今二人でハマってるのが西野カナちゃんっていうアーティストなんですけど、今までは一人が歌ってるときはもう一人は次の曲選んでって感じだったんです。でも昨日は一緒に歌おうよ。ってことになって一緒に歌ったら、二人の声がものすごく合うんですよ!それで昨日は盛り上がりましたね。」

気も合うし声も合うと?

「そう(笑)いずれはCDデビューも出来る!みたいな。なのでまたその時はよろしくお願いします(笑)」

是非お願いします(笑)

本格派グラビアです!

ではそろそろ本題のDVDのお話をお聞きしたいと思います。

「お願いします。」

今回のDVDのタイトルが『変化』ということですが、今までと変わったところがあるんでしょうか?

「なんていうんでしょう・・・『やる気が無かった』と言ったら語弊がありますけど、今まではその場その場で楽しく仕事が出来ればいいや。って感じだったんですけど、今の事務所に入って、もっと真剣に頑張らなきゃダメだなと思うようになって。芸能界での成功も本気で目指したいし、グラビアももっと頑張りたいし・・・。そういう思いを込めて、『変化』というタイトルにしました。」

タイトルは中川さんが付けたんですか?

「そうですね。」

なるほど。DVDのタイトルにするほど仕事に対する意識の変化があったと。ちなみにDVDの内容的には何か変化はありますか?

「今までは、ポーズとか表情とか研究してというまでは無かったんですけど、今回はいろんな方のグラビアを見て、ポーズとか表情も研究して臨んだので、本格派グラビアと言えるのではないかと・・・今までよりもセクシーになっていると思います。」

いろんなアイドルのグラビアを見て、誰か印象に残ってる方とかいますか?

「辰巳奈都子ちゃんはスゴイな。って思いました。どうしてあんなに腰がひねれるんだろう?って。すごく色っぽいですよね、しかも私より年下なのに・・・」

確かに色気がありますよね。じゃあ辰巳さんのポーズを真似てみたり?

「やろうとしたんですけど、私の場合体が硬くて、だいたい出来なかったです(笑)」

今回のDVDの中でなにか印象に残ってる衣裳はありますか?

「私的には競泳水着がお気に入りですね。競泳水着って着るのに10分くらいかかるんじゃないか?っていうくらいすごく小さくて、それを伸ばしながら着ていくんで、着た後もカラダのラインがはっきりと出るんですよ。で、お尻のところもキュッっとくい込んでて、お尻の形がプリッとなっているのがカワイかったです!・・・自分で言うのもなんですが(笑)」

チャームポイントはやっぱりお尻ですか?

「今までお尻ウリでやってきたんですけど、正直イヤだったんですよ。でもこの撮影のときにカメラマンの方が私のお尻の良さについて、すごい語ってくれて(笑)この撮影以外でも最近結構いろんな人が私のお尻の良さについて語ってくれるんで、そう言われてみれば私のお尻カワイイかも?って思えるようになってきました。」

ちなみに皆さんお尻のどこを褒めてくれますか?

「横から見たときに、ボリュームがあって、かつ垂れてないのがいいみたいです。」

じゃあ今回の撮影でもお尻を狙ったショットが結構多かったですか?

「そうですね。多かったように思います。」

競泳水着のほかにお尻的みどころはありますか?

「マッサージをしてもらうシーンがあるんですけど、その時に私のお尻がいい弾力を出してるんで(笑)ぜひ見てもらいたいですね。」

お尻以外のみどころをあげると?

「ニットを着ているシーンなんですけど、下の水着は付けてるんですけど、上は水着を付けてないので、大丈夫かなって。ちょっとドキドキでした。」

セクシー要素満載ですね。

「・・・」

あら?そうでもない?

「あ、セクシー要素多いと思います!ただセクシーだけじゃなくて、カワイイ系のもあり、爽やか系もありで、いろんな表情が詰まってると思います。」

ジャケットの写真とか爽やかですもんね。

「ビックリしました。まさかこれが表紙に使われるとは・・・」

というと?

「私、『海がホントに似合わないね。』ってよく言われるんですよ(笑)いつも海外に行っても外のシーンが2つくらいしかなくて、だったら別に都内でも撮れるんじゃないか?みたいな(笑)これまでのDVDのジャケットもほとんどが室内なんで、海をバックにしたこんなに爽やかな写真がジャケットになるとは意外でしたね。」

確かにそう言われると今までのジャケットには無いですね。

「なんかこんなに爽やかに撮って頂いて、自分じゃないみたいな(笑)なんだろう、1stDVDって感じですよね?(笑)」

まあ仕事への意識も新たになって、再デビュー的な作品ですもんね。

「『再デビュー』いいですね!それでお願いします(笑)」

今回のDVDのなかではセリフのやりとりはありましたか?

「ナースの衣裳のときにありましたね。」

どんなシチュエーションですか?

「患者さんが今日で退院で、それを悲しむナース。みたいな感じです。」

いいシチュエーションですね(笑)どんなセリフだったか覚えてますか?

「『今日で退院しちゃうんですね。寂しいです・・・』みたいな。スゴイ恥ずかしかったです(笑)」

ちなみに最初はナースの衣裳を着てるんですよね?

「そうです。」

で、『今日で退院ですね・・・』って言いながら徐々に脱いでいくと?

「そうですね(笑)」

どんなナースですか(笑)

「かなり大胆な感じですよね(笑)」

いやー、非常にいいシチュエーションですね(笑)是非チェックさせて頂きます!

では全体を通してのみどろころお願いします。

「これから芸能界で頑張っていこうと、新たに決めたときだったので、グラビアのポーズとか表情とかも今まで以上に力を注いで自分なりに頑張れたと思うので、進化した私を見てもらいたいなと思います。本格派グラビアです!」

一人でいても寂しくない!?

ここからは少しプライベートなことを教えて頂きたいんですが、最近ハマってることはありますか?

「最近ハマってるのはカラオケですね。一人でもよく行きます。」

まったくの一人で?

「まったくの一人で。基本的に一人行動が好きなんです。」

プロフィールにも書いてありましたよね。趣味一人遊びって。

「そうなんです。一人でいても別に寂しくならないんですよね。なので結構いろんなところに一人で行きます。ショッピングも基本一人だし、鎌倉とか京都とかにも一人で行ったり・・・それで、『あの人なんで一人なんだろ』とか『あの人一人でかわいそうだね』って思われるのが快感なんです(笑)なんでか分からないんですけど。」

変わった趣味をお持ちで(笑)

「今回のDVDのロケの時も、オフの時は基本一人行動でしたね。ただ3月のグァムだったんで、学生の卒業旅行とか多くて、さすがにちょっと寂しかったですね。」

でもそれが快感でもあると?

「そうですね。ただ『ホントにかわいそうな人』には見られたくないので、一人をいかに楽しそうに見せるか。っていうのがポイントですね(笑)」

あまり活かしどころのないポイント解説ありがとうございます(笑)最近ハマってるのはカラオケというところからだいぶ話が飛躍しましたが・・・

「そういえば最近のカラオケってすごくて、自分が歌った歌を再生できるんですよ。なので歌の勉強にもなるし、一人なんだけど、二人でいる気分にもなれますよ。」

・・・ホントは一人が寂しいんじゃないの?(笑)

「そんなことないですよ(笑)さっき歌ってた自分とハモったりもできるし(笑)当然のことながら、これがまたすごく合うんですよ!なのですごく楽しいです!是非やってみてください!」

機会があればやってみます(笑)最近ってことじゃなくても、お休みの日はコレしてることが多いですっていうのがあれば、教えてください。

「やっぱり基本は一人で出掛けることが多いですね(笑)巣鴨が結構好きで、もう30回くらい一人で行ってます。あとは一人で公園に行ったり・・・」

公園では何をするんですか?

「ひたすらブランコに乗って音楽を聴いたり・・・あとすごく簡単なお弁当のようなものを作っていって、公園で食べたりしてます。それでまた『あの人なんだろう?』って思われるのが楽しかったり。」

なるほど。お弁当って話がありましたが、家事全般はやられるんですか?

「それはもう、全然やらないですね(笑)」

やらないんだ(笑)やろうと思えば出来る?

「掃除くらいなら出来ると思いますけど・・・洗濯は生まれてから一回もやったことないので、洗濯機の回し方が分からないです。あとご飯も炊き方が分からないですね。」

スゴイですねソレ(笑)お嫁に行ったら大変そうだなぁ。

「でも大丈夫だと思いますよ。私意外と器用なんで、一回覚えればすぐ出来ます!」

言い切りましたね(笑)

「勘で料理とかも作れるんで・・・スゴイ才能の持ち主なんです(笑)ってちょっと言い過ぎましたけど(笑)」

基本料理はしないんですよね?

「そうなんですけど、急に料理したいって思うことがあって、フォアグラのソテーとかエビチリとか勘で作ったことがありますね。」

また初心者っぽくないところからいきますね。

「逆に肉じゃがとかは作ったことがないです。」

勘で作った料理は美味しい?

「美味しいですよ。料理はしないんですけど、料理番組を見るのは好きだったので、レシピは頭の中に残ってるというか・・・あとはやっぱりスゴイ才能の持ち主なんで(笑)」

そのフレーズ言いたいだけじゃ・・・(笑)まあそういうことにしておきましょう(笑)

では最後に今後の抱負をお願いします。

「『YES MAN』いや『YES WOMAN』になるっていうのが目標です。結構頑固で、人の意見を素直に聞けないところがあるので、これからは周りの人の意見を素直に聞いて、芸能界で頑張っていきたいと思います!」

本日はどうもありがとうございました。

「ありがとうございました!」

<取材後記>

お会いする前は“品のいいお嬢様”的な印象を持っていたのですが、実際にお話してみると、とってもユーモアに溢れていて、今回のインタビューも終始笑いの絶えない、楽しいインタビューとなりました!
インタビュー中にもあったように、中川さんの中では、かなりの意識の変化があったみたいで、今後のますますの活躍に期待が高まりますね!


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