加藤和樹「in LOVE」インタビュー

まずは昨年のお話から伺おうと思うんですけれど、2007年はドラマに出られたり、シングルもリリースされたりと充実された1年だったのではないかと思いますが、加藤さんにとって2007年はどんな1年でしたか?

加藤:先におっしゃられたようにドラマだったり、映画や舞台、そしてライブと、いろんな経験をした年でした。
それで自分なりにもすごく感じるものがあって、いろんな意味でとても考えさせられた1年だったというか、自分にとっては転機の1年だったなと思いますね。

やっぱりこの1年があって、自分の中で成長したなぁと思うところとかはありますか?

加藤:成長してるのは自分ではわからないんですけど、ここをこうして行こうとか、いろいろな方向性というか2008年はこうしたいなっていうことを感じた1年でしたね。

では良い1年だったんですね。

加藤:そうですね、自分にとってはすごく良い1年でしたね。

そして年を越して今回、1月23日に移籍第1弾アルバム「in LOVE」がリリースされますが、このアルバムは10通りの愛の形が描かれているということなんですけれども、愛がテーマのアルバムにしようと思ったきっかけはどういうところからなんですか?

加藤:avexに移籍して2枚のシングルを出したんですけれど、その2つが「instinctive love」と「impure love」、本能的な愛と不道徳な愛という、両方とも愛をテーマにした歌だったんです。
それでアルバム制作の段階で、どういうアルバムを作ろうかって話になった時にシングル2作が愛で来てるから、“愛”をテーマにしてアルバムを作ろうかという話になったんですね。
それも面白いなと思って、それからいろんな楽曲を集めて全て男目線からの愛っていうアルバムにしようっていうことで決まりました。

このいろいろな愛のアイデアとかは加藤さんは出されたりとかしたんですか?

加藤:そうですね。出されたものによってここをもっとこうしてほしいとか、曲が詞的に被る部分があるんで、ここはもうちょっと違う恋愛の話にして下さいとか、もちろん自分で詞も書きましたし、今回は制作には曲選の段階から関わらせてもらいましたね。

自分の意見も反映されているし、納得の行く形に出来上がったという感じですか?

加藤:はい、自分の歌いたい歌を歌えることに個人的にすごく意義がありました。

そうなんですか。今回10通りの愛というのを一気に表現されたわけですが、こういうのって自分の中にあるものも、そしてないものもあると思うんですけれども、加藤さんとしてはどんな感想を持たれましたか?

加藤:難しかったなとは思いましたね。
自分も同じ男であるということで、その全ての今回10通りの男の気持ちを理解出来るかって言われると(笑)。
自分には経験が無い恋愛もありますし、でもその中でいかに自分がそいつの気持ちを理解して表現出来るかっていうのを、今回のレコーディングでは考えて来てたので、そこはすごい難しかったですね。

そうですよね、いろんなタイプがあるし、同じ人の歌とは思えない歌もあるわけじゃないですか、そういう意味でひきだしを出して行かなくてはいけないので大変なのかなと思ったんですよね。自作の詞というのは別としても自分の中で自分に一番近いなと思うのと、これはちょっと自分とは違うなと思った愛の形を教えて頂けますか?

加藤:詞的に自分に遠いなと思うのはやっぱり「impure love」ですよね(笑)、不道徳な愛という、今の自分にはちょっと理解が出来ない。
でも例えば好きになってはいけない人に惹かれてしまうっていうのはわかるんですけれども、ただそこに溺れるのが良いのかっていうのはちょっとクエスチョンの部分ですね。
逆を返して、自分と一番近いなと思ったのは「Brilliant snow」ですね。
今回のリード曲でもあるんですけど、この曲は遠く離れて想い合っている2人がいるシチュエーションなんですけど、自分も地元の名古屋から上京して家族だったり大切な友達っていうのと離れて暮らして行く中で、遠く離れた人達と繋がりあって行くっていう。
もちろん家族と友達だけじゃなく、ファンの人達も全国各地にいるわけで、そういう人達と繋がってるなっていう実感がライブだったりとかそういうもので感じられるんで、その絆みたいなものはすごく共感出来ましたね。

そう思って聴くと、ファンの方達も楽曲をまた違った形で聴くことが出来ますよね。

加藤:音楽に関してはすごく離れて会えなくて寂しいとか切ないっていう気持ちもあるんですけど、自分がこの曲を聴いた時にお互いに想って繋がりあっているっていう温かい気持ちになったので、この曲でその温かさっていうものが伝わったらいいなと思ってます。

そうですよね。聴かせて頂いて思ったんですが、曲によって声の印象が違いますよね。そういうところは役者さんとかもやってらっしゃるからなのかなと思ったんですけれども。

加藤:そこはあまり関係ないですね。曲によって意識して変えてるわけじゃなくて、その曲、曲で自分なりに表現するとそうなってしまっているというのが一番強いです。

じゃあ、自然とという感じなんですね?

加藤:そうですね。たぶんその曲に合った声が出るんだと思います。

なるほど、すごく1枚のアルバムでいろんなテイストを味わえるのですごい楽しいなと思いますね。

加藤:移籍してからのシングルが結構ハードなものが多かったので、アルバムの前半はハードな楽曲でまとめて、後半はミディアムな楽曲だったり、バラードで、また新たな一面が見れる作品にはなってます。

それでアルバムの中盤に「~Intermission~」で挟んでいるんですか?

加藤:アルバムの作る時に何回聴いても飽きないということと、ライブを意識して作りました。

ではかなりコンセプチュアルに作られてるんですね。

加藤:そうですね。

なるほど、そうやって聴くと興味深いですよね。では12曲目の「片恋」なんですけれども、今回、この曲で作詞を手掛けていますよね、作詞は以前にも何曲か書かれていますが、今回の詞はスムーズに出来上がったんですか?

加藤:今回は愛をテーマにして書くということで、他の曲がもう全部上がっていて、一番最後にこの「片恋」という曲の詞を自分が作るってことになったんです。 他の曲の男の気持ちとも被らないようにければと思い、テーマをハッキリ決めてから書きました。 それで普通のっていうかありきたりなものだとちょっと面白くないな、片想いで2人だけっていう設定はありきたりだと思い、3人を登場人物にして片想いをその中で苦しむ男の気持ちっていうものを描いてみました。

切ないんですけど、ドロドロはしていないですよね。

加藤:そうですよね。他の曲にドロドロした愛の楽曲があるし(笑)、普通の片想い、青春みたいなイメージを持たせたかったので、そこは意識して作りましたね。

このアルバムの中で個人的にはこの曲の加藤さんのヴォーカルが一番好きだったんですよ。

加藤:ありがとうございます。

素直で等身大の加藤さんっていう感じを表現してるのかなと思ったんですけれども。

加藤:自分の経験だったり、本を読んだり映画を観て感じたことから、画面がハッキリと見えた部分があったので、いろいろ書いて行く上でそれをいかに言葉にして伝えるかっていうのが難しかったです。

この曲は最後のインストゥルメンタルは別としてアルバムを締め括る曲じゃないですか、なので最後に良い余韻を残して終わる感じだなという気はしましたね。今回レコーディングでヴォーカルとかで苦労したところはありましたか?

加藤:歌自体で苦労したというよりは、その男の気持ちを理解して)表現するのが一番大変でしたね。
自分とは違う苦しみ方をしてる男だったり、違う考え方をしてる男なので、その詞の男の気持ちをどう歌で表現するかっていうのを一番難しかったですね。

ではテクニック的にはそんなに大変ではない感じでしたか?

加藤:もちろん大変ではあるんですけど、その気持ちをどこにピークを持って来るかっていうことをいろいろ考えながらやってましたね。

じゃあ、表現重視という感じですね。

加藤:そうですね。

ではアルバムをトータルで振り返ってみて、どんなカラーの作品になったなという印象がありますか?

加藤:自分自身もこのアルバムを作って愛っていうものについて考えさせられたアルバムなんですよ。 なので全て男目線からではありますけど、愛が溢れたアルバムになったんじゃないかなと思いますね。

男性的なアルバムということですよね。あんまりそういうふうに考えて聴いてなかったんですけれど、確かそうですよね。

加藤:女性に向けて歌ってる歌なので、特に女性にはこのアルバムを聴いて、恋愛の男の気持ちっていうものに対して感じることがあれば、それを教えてもらったりとかしたいなって思います。

みんなどの曲に反応してどういう感想をおっしゃられるのか気になるところですよね。

加藤:絶対それも人それぞれだと思いますし、例えば男の人も聴いてこの気持ちスゲーわかる、いや俺はこうだったなとか、そういう自分の恋愛に置き換えて聴いてみても良いと思います。

男性にも共感を得る内容になっていると思いますし、ぜひ聴いてもらいたいですよね。アルバムが出来上がって、このアルバムの制作を通して自分の中でアーティスト的に成長したなと思う部分はありますか?

加藤:いつも大事にはしてることではあるんですけど、言葉の一つ一つを伝えようっていう気持ちが強かったです。

それはより強くなったという感じですか?

加藤:そうですね。その中の人物に対しての想いっていうものが、更に考えられるようになったかなと思います。

以前のアルバムも聴かせて頂いたのですが、やはり歌の中の表現力というのが上がってるなぁというありましたね。

加藤:ありがとうございます。そのためにはその詞の内容だったり、出て来る人物の気持ちを理解することが一番だと思うので、その作業を徹底してやってみました。
一時、歌を上手く歌おうっていう小手先だけのことに捉われた時期もあったんですけど、それだけでは気持ちまで伝わらないなと思ったんです。
そこからどんどん変えるような意識はしてたんですけど、今回は特にそれが出来たアルバムだなと思います。

それは思いますね。ドラマとかに出られて以前よりももっと加藤さんのことを知っている方も増えたかと思いますが、そういうことも知らない人達にも聴いてほしいアルバムですよね。

加藤:そうですね。加藤和樹っていう人間を知らない人がCDを聴いたりライブを観ると、結構驚かれることが多くて(笑)、自分自身がやりたいことだったり、自分自身を表現する場所っていうのはやっぱり音楽、そしてライブなので、それを見てもらいたいなというのは一番の気持ちです。

楽しみですよね。それでは少しアルバム以外のお話も伺おうと思うんですけれども、俳優さんもやってらっしゃって、歌も歌っていらっしゃるんですけども、加藤さんは演技をすることと歌を歌うことをどのように切り分けて表現をされているんですか?

加藤:演技というのは役者の部分においては自分ではない違う誰かを演じるじゃないですか。
そこから自分が得るものとかもすごくあります。自分自身の中にない感情や例えば職業だったりを演じることがすごく楽しいです。
やはり役者の部分において、例えば前のドラマの手嶋マコトという役は自分自身ではないし、もちろん演じてるのは加藤和樹なんだけど、その話している言葉だったり気持ちっていうのは自分の本心ではないという。
大きな違いと言えばやっぱり自分自身を表現しているか、自分じゃない誰かを表現してるかっていうことなんですけど、やっぱりライブ、音楽の部分においては嘘偽りない飾らない自分自身を表現してるので、それが加藤和樹っていうものの全てなんですけどね。

それって端から見るとスムーズに切り分けというか、スイッチを切替えられるものなんでしょうか?

加藤:最初にお芝居をやった時は何かしら自分自身と近いところを見つけてから役を作って行ったんですけど、今は逆にその役の気持ちを理解していかに自分がそいつのことを理解してやれるかっていうことをメインに考えているので、役者と音楽のその辺の気持ちの切替えっていうのは、スッパリ分けられるようにはなってます。

なるほど。

加藤:逆に一個のことしか出来ないんですよ(笑)、一点集中型なんで例えば音楽を聴きながら台本を読んだりとかっていうのが全然出来なくて。
だからそこら辺の区別は結構ハッキリとしてますね。

じゃあ、その時に応じて自分できちんと切替えて望んでるという感じなんですね。

加藤:“ながら”がムリなんですよ、何々をしながら別のことをするっていうのが(笑)。

両極端だからやっぱり難しいのかなっていう気はしますね。ではヴォーカリストとして歌を歌う上で普段から心掛けていることはありますか?

加藤:この時期は特にそうなんですけど、喉のケアや体調を崩さないように気を付けています。やっぱり声が出なくなることが一番怖いので。ライブ前とかもそうなんですけど、マスクをしたりとか、部屋が乾燥しないように加湿器つけて寝てたりとかしています。

なるほど、乾燥する時期は気をつけないといけないと、加湿器はつけないとですよね。

加藤:そうなんです。もう必需品ですね。

ですよね。それでは加藤さんにとって歌を歌うことと言われたら何と答えますか?

加藤:やっぱり自分自身を表現することです。

なるほど、ではファンの方達は歌を聴くことでリアルで加藤さんを体感出来るということですね。

加藤:自分自身が歌うことによって、歌っていうものを聴いてくれる人達に気持ちを還元するということなので、自分はそれが一番やりたいことです。それがライブなら尚更リアルにその姿が見れるんで。

ライブは大好きな感じですか?

加藤:ライブが自分自身にとっては一番好きですね(笑)。

なるほど(笑)。

加藤:お客さんと一緒になれる空間っていうのもそうだし、音楽で人が楽しんだり喜んでる、何か感じてくれている姿を見れるってことは、自分にとっては一番幸せだなと思いますね。

今のお話を聴くとライブとかも見てみたくなりますね。

加藤:ありがとうございます。

丁度、ライブのお話を伺ったところで2月17日より全国ツアー「Kazuki Kato Live "GIG"2008 TOUR-in LOVE-」、そして4月28日には日本武道館にて「Kazuki Kato Live "GIG" 2008~SCRAP&BUILD~」が決定していますが、ライブの意気込みを聞かせて頂けますか?

加藤:ツアーに関しては今回のこのアルバムを引っ提げてのツアーになるので、愛をテーマにし、いつものライブよりも愛の溢れたツアーにしたいなと思います。
自分は名古屋出身で、自分の土地に自分の好きなアーティストが来てくれるってすごい嬉しいことでした。それが今度は、自分がそういう立場になったので、今まで行ったことのない新潟と高知に行き、その人達にその場所で歌を伝えられるっていう喜びを、自分自身も感じたいし、お客さんにも感じてほしいです。

心意気も既に上がっている感じですね。

加藤:昨日、初めて新潟に行って会場もちょっと見て来たんですけど、すごい楽しみです。

自分の街に好きなアーティストが来てくれるってやっぱり特別ですよね。

加藤:その場所がすごい特別な場所に感じられたりとかするんで、それは楽しまなきゃ損でしょ!って感じですね。

地方の方々もぜひ楽しみにして頂きたいですよね。では今後、俳優としてそして歌手としてどんなアーティストを目指して行きたいですか?

加藤:役者としてもアーティストとしても、伝えることや伝え方は違えども表現者であるということ、自分は表現者であるっていうことを一番に理解しながら、自分が放つ言葉だったり行動っていうものが少なからず見てくれる人達や聴いてくれる人達に影響を与えるっていうことを、自分自身で理解しながら、芝居ももちろんそうですけど、やっぱり歌で伝えたいというのが一番なので、自分が音楽で影響を受けて変わってように、これからも聴いてくれる人達が変われるきっかけになるような歌や言葉っていうものを伝えて行けたら良いなと思います。

これから新たにチャレンジしたいことはありますか?

加藤:今回、初めて武道館でのワンマンライブをやるので、次はもっと大きいところでもやってみたいなとは思います。けど、実は結構お客さんとの距離が近い方がすごく盛り上がるし好きだったりもするんです。
だから一番やりたいのは全都道府県全てでライブを・・・それは例えば小さいライブハウスでも良いんですけど、そういうところでその土地土地のお客さん達とライブっていう空間を一緒に楽しみたいですね。

長いロードに出ちゃうかもしれないですね(笑)。

加藤:もう何年掛かっても良いんで、一ヵ所一ヵ所行きたいですね。

2008年も始まったばかりですが、今年はどんな1年になりそうな予感がしていますか?

加藤:今年は前半にツアーや武道館っていうものがあって、今回の武道館のライブのタイトルが“SCRAP&BUILD”と言って、今までの積み上げて来たものを一度ぶち壊して、そこからまた新たに作って行くという意味が込められたライブにしようと考えているんです。そういうのもあって自分自身2007年がすごくきっかけになった年だったので、2008年はもう一度原点に戻って挑戦し続けて行きたいなと思います。
また新たな加藤和樹が見せられる年にしたいです。

楽しみにしています。では最後にファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

加藤:1月23日にアルバムがリリースされます。
恋愛をしてる人もしてない人もこのアルバムで“愛”というものに関して感じてもらえたら良いなと思いますので、ぜひ一度聴いてみて下さい。
そして全国ツアーを行うのですが、お時間があればぜひ遊びに来て下さい。
また4月28日には初の日本武道館でワンマンライブをやります。
今までの加藤和樹、そしてこれからの加藤和樹を見せられるようなライブにしたいと思いますのでぜひ遊びに来て下さい。よろしくお願いします。

ありがとうございました。

加藤:ありがとうございます。

(Interview:Takahashi
2008年2月初旬)
アーティスト近影

Kazuki Official Site

公式サイト:http://www.katokazuki.com/

プロフィール

加藤 和樹

生年月日 : 1984.10.07
血液型 : A型

1984年10月7日生まれ。てんびん座のA型。愛知県出身。
2003年ドラマデビュー。
2005年夏、人気ミュージカル「テニスの王子様」で“跡部景吾”を演じ、脚光を浴びる。
2006年アーティスト活動も本格始動し、4月26日にはデビューMini Alubm「Rough Diamond」でデビュー。
5月5日には渋谷O-Westで初ワンマンLive「Kazuki Kato Live"GIG"2006」開催。新人で異例の5分Sold outとなり話題となる。
10月18日に1st Single「Vampire/ユメヒコウキ」リリース、ノンタイアップでオリコン初登場16位を記録。v 10月28日~11月26日「Kazuki Kato Live"GIG"2006 GLAMOROUS ATTACK TOUR」を開催(全国7箇所)。急遽、追加公演を11月27日にSHIBUYA-AXで行なった。
2007年2月7日にはファン待望のバラード「そばにいてc/wリアル」発売。シングルでは初の本人作詞「リアル」がTBS系列「世界バリバリ☆バリュー」エンディング曲としてOAされる。また、「そばにいて」はTBS「エンタメキャッチ」オープニング、MBS「Hz」2月度エンディングとしてOAされる。オリコン初登場16位を記録。

4月4日には初のFull Album「Face」が発売。4月6日~4月25日まで「Kazuki KatoLive"GIG"2007~FACE~TOUR」を開催(全国8箇所)、デビュー日の4月26日には念願のホールLIVEを渋谷公会堂で行なった。
7月に音楽の場をエイベックスエンタテインメントにうつし、移籍第一弾Single「instinctive love」がオリコン9位にランクインし、第2弾Single「impure love」はオリコン8位にランクインした。
2008年1月23日にはFull Album 『in Love』 のリリースが決定し、2月17日からは3度目の全国TOUR、4月28日には初の日本武道館が決定している。

もう一方の「俳優」としては2006年4月よりテレビ朝日「仮面ライダーカブト」ライダードレイク・風間大介役を好演。
同時期より文化放送「マベラヂオ」のパーソナリティーを1年間つとめ、2度の聴視率NO.1を獲得。v また10月からは日本テレビ「地獄少女」で“妖怪・一目連”役を熱演。
2007年7月11日から始まる日本テレビ系列「ホタルノヒカリ」では若手デザイナー“手嶋マコト”役を好演。
また10月27日から公開の劇場版「仮面ライダーTHE NEXT」で“仮面ライダーV3・風見志郎”を演じた。