ローデ: ヴァイオリン協奏曲集
フリードマン・アイヒホルン (ヴァイオリン)、ニコラス・パスケ (指揮)/イェナ・フィルハーモニー管弦楽団
フリードマン・アイヒホルン (ヴァイオリン)、ニコラス・パスケ (指揮)/イェナ・フィルハーモニー管弦楽団
アーティスト/キャスト
商品説明
ピエール・ローデは、19世紀フランスのヴァイオリニスト、作曲家。作品の全てはヴァイオリンのために書かれているが、現在ではほとんど演奏される機会がない。しかしここで聴くことのできる3曲の協奏曲でわかるとおり、彼の作品は古典派からロマン派への架け橋であり、想像以上に劇的で、例えば20歳の作品である第1番の協奏曲での闘争心に満ち溢れた躍動的なフレーズは、まさに驚くほどの才能の迸りであると断言できる。1800年頃に書かれた第5番は、牧歌的な性格を有する明るい曲。第2楽章のシチリアーノの美しさは必聴。そしてロシア滞在中に書かれた第9番は更に劇的であり、ソリストの技量が試される活動的な作品。
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