商品説明
バロック期のポーランドを代表する作曲家の一人、ペンキェル (不祥-1666頃)。見事なポリフォニーに支えられた彼の作品のいくつかは、ウプサラ大学の図書館に保存されており、当時のポーランド音楽を研究するために役立っている。2016年に発売された第1集と同じく、指揮者アンジェイ・コセンジャクが知られざる作品の復興に力を尽くした。古いパレスチナの多声合唱に由来する「ミサ・パスカリス」や、2つの歌い手のグループの対話によるミサなど、当時の演奏法も研究の上に演奏されている。カノンやフーガはペンキェルと同世代の作曲家、マルコ・スカッキによる論文に添付されていたもので、実際に演奏されるためのものではないという研究結果も興味深いもの。2016年録音。