マリア

初めて描かれるイエス・キリスト誕生までの道程(ストーリー)。その裏には母マリアと夫ヨセフの愛と葛藤があった。キリスト誕生までのラスト10分! ふたりの崇高な愛に世界中が涙した。そして、『パッション』へ続くすべてのはじまり――。 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で金字塔を打ち立てたニューライン・シネマが贈る、歴史ロマン話題作!! マリア役は、『クジラの島の少女』(02)にて史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、いま最も注目されている若手演技派女優のケイシャ・キャッスル=ヒューズ。また監督は、サンダンス映画祭監督賞など数々の賞を受賞したキャサリン・ハードウィック。建築家でもある彼女は、CG加工を極力避け、ロケとセットでの再現によるリアルな感触に固執し、当時の趣を見事に描き出している。 ヨセフとの婚約中に身ごもってしまったマリアは小さな村の中、村人から蔑まれる日々を送る。しかし、ただ一人、神の子を身ごもったと申し出るマリアの言葉を夫ヨゼフは信じるのである。"救い主"誕生の予言に怯えていたヘロデ大王から逃れ、ヨセフの故郷ベツレヘムへ夫と共に旅をすることを決めるマリア。ナザレからの200キロの道中、様々な困難を乗り越えながらマリアは女性として母として成長し、ヨセフは献身的にマリアを支えていく。そして、ベツレヘムの小さな馬小屋で歴史に残る奇跡の瞬間を迎える――。これはイエス・キリスト誕生までの信じあう夫婦の物語。

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