昭和の名作ライブラリー 第117集 島田陽子主演 いとこ同志

横溝正史原作の「三つ首塔」をドラマ化! 遺産相続をめぐり、むき出しになった人間の欲望と、次々と起こる奇怪な殺人事件を描いたミステリーの傑作が、放送から50年を経て待望のBlu-ray化! 当時19歳の初々しい島田陽子がヒロイン役を好演! ――幼くして両親を亡くした一条百合(島田陽子)は、義理の伯父にあたる上野誠也(仲谷昇)に引き取られ、その愛を一身に受け育った。ある日、ブラジルに渡っていた祖父が、莫大な遺産を残して死んだため、遺言状を一条家の法事の席で公開することになった。数日後に行われた法事は異様なムードで包まれていた。百合はそこで五人の女ばかりのいとこたちに初めて会った。弁護士から財産の全ては百合に贈るという遺言状が読み上げられた。ただし百合が高杉卓也なる青年と結婚すること、それが不可能なら6人のいとこで等分に分けられるという条件がついていた。そして、やがてその卓也が姿をみせると、いとこたちはたちまち本性を現した。事件はその直後に起こった。卓也が鎌で殺された・・・続いていとこのひとりが・・・そんな中、卓也の弟と名乗る男が現れる・・・。全6回収録。解説書封入。初回放送: 1972年(昭和47年)8月22日～9月26日/日本テレビ系