おひざで寝るの!「estate intermezzo」

夏の夜の花火にも負けない 『明るく爽やかないたずら娘』。――「こんなとこにいたんだ」 夏祭りの喧騒から少し離れたベンチに現れたのは、浴衣を着た、女子サッカー部のエース。「和服と膝枕ってなんかあうと思わない?」 などと言いながら、楽しそうに話をする彼女。「あ、見えた? 流れ星。え? 見えなかったの? キミはあたしの膝の上で上を向いてるんだから 見やすいでしょ? まったく、どこ見てたのやら・・・」 頬をふくらませながらも、嬉しそうに、「そんなキミにはお仕置きです」 と言いながら、ポニーテールの先っぽを楽しそうに動かしながら、近づけるのだった・・・。