アーティスト/キャスト
商品説明
現在、ほとんど忘れられたイタリア系フランス人作曲家マルセル・ド・マリン。音楽家の父を持つ彼はヴァイオリニストとして研鑽を積んだ一方、フランスで短期間ハープを学んだ記録が残っている。しかし同時代の批評家に「彼はハープ奏者としてはライヴァルがいなかったが、ヴァイオリニストとしては"最高のアマチュア"だ」と称されたほど、ハープ演奏のみに秀でていたよう。彼の作品は、18世紀の鍵盤音楽の様式を取り入れた先進的な作風を誇り、同時代のハープ作品とは一線を画している。演奏しているアンナ・パセッティはいくつもの国際コンクールで賞を獲得し、現在は自身が資金協力をしたイタリア・ハープ協会の会長を務める実力派。2017/2018年録音。
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