ザ・トリオ

初のトリオ作品で本田の情熱、才能が噴出したオリジナリティあふれる名盤。バカラック・カヴァーの中でも上位に入るであろう「ジス・ガイ」、ミュージカル・ナンバー「惚れっぽい私」での切ないほどのピアノ・タッチ。当時の人気ナンバーだった小気味よくスウィングするミディアム・ブルース「CMT&T」、マッコイ・タイナーに傾倒していたエネルギッシュなモーダル・ナンバー「破壊と叙情」、そしてジャズ・ロックのエッセンスをピアノ・トリオで再演したアーシーな「エマージェンシー」の全5曲。 実息・本田珠也の書き下ろし解説&マスタリング監修。