商品説明
作家・平野啓一郎が毎日新聞朝刊で連載した『マチネの終わりに』が、2016年4月に毎日新聞社より単行本が発行。2019年6月に文春文庫より文庫本が発行。天才ギタリストの蒔野聡史と通信社記者の小峰洋子の二人を軸にした恋愛小説。40代の苦悩、スランプ、PTSD、戦争、生と死、父と子、師弟、嫉妬等、様々なテーマが複雑に絡み合い、読者を魅了した。クラシックギタリストが主人公であり、世界的ギタリストの福田進一が構想の段階から平野に助言し、小説全編にわたって登場するギター曲を、福田の演奏で収録したタイアップCD「マチネの終わりに」の第2弾。第1弾では物語のカギとなる架空の映画音楽「幸福の硬貨」を平野のイメージに忠実に従い、オリジナル曲を収録。第2弾では、主人公の蒔野と洋子が出会うきっかけとなり、その曲をきっかけに物語が始まる「ブラームス: 間奏曲」を筆頭に、物語に登場する蒔野以外のアーティストのギター曲も聴くことができる。今回も平野啓一郎監修のもと選曲し、福田進一のギターと日本を代表するオペラ歌手林正子の共演で、さらに原作の物語を立体的に楽しめる。
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収録内容
1 | [第1章: 出会いの長い夜] ブラームス: 間奏曲 第2番 Op.118-No.2 〈鈴木大介編〉 |
2 | [第4章: 再会] バッハ: リュート組曲 第4番BWV1006a より 〈福田進一編〉I.プレリュード |
3 | [第4章: 再会] バッハ: リュート組曲 第4番BWV1006a より 〈福田進一編〉?. ロンド風ガヴォット |
4 | [第5章: 洋子の決断] タンスマン: 組曲「カヴァティーナ」I.プレリュード |
5 | [第5章: 洋子の決断] タンスマン: 組曲「カヴァティーナ」II.サラバンド |
6 | [第5章: 洋子の決断] タンスマン: 組曲「カヴァティーナ」III.スケルツィーノ |
7 | [第5章: 洋子の決断] タンスマン: 組曲「カヴァティーナ」IV.舟歌 (バルカローレ) |
8 | [第5章: 洋子の決断] タンスマン: 組曲「カヴァティーナ」V.ダンサ・ポンポーサ (華麗な舞曲) |
9 | [バークリー: ギターのためのソナチネOp.52-No.1] I.アレグロ |
10 | [バークリー: ギターのためのソナチネOp.52-No.1] II.レント |
11 | [バークリー: ギターのためのソナチネOp.52-No.1] III. ロンド |
12 | [第7章: 愛という曲芸] ヴィラ=ロボス: 「12の練習曲」より第1番 |
13 | [第7章: 愛という曲芸] ヴィラ=ロボス: 「12の練習曲」より第3番 |
14 | [第8章: 真相] ドビュッシー: 月の光 ~ベルガマスク組曲より〈鈴木大介編〉 |
15 | [第8章: 真相] ラヴェル: ハバネラ形式のヴォカリーズ〈福田進一編〉 |
16 | [第8章: 真相] ヴィラ=ロボス: アリア ~ブラジル風バッハ5番より |
17 | [第9章: マチネの終わりに ヴィラ=ロボス: 「5つの前奏曲」より] 第2番 「カパドシオ(リオの伊達男)の歌」 |
18 | [第9章: マチネの終わりに ヴィラ=ロボス: 「5つの前奏曲」より] 武満徹: 「すべては薄明のなかで」 より 第1曲 |
19 | [バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第3番BWV1009より] II.アルマンド〈福田進一編〉 |