緑の小筐

[角川シネマコレクション2017年 2月度: 知られざる名作] 音楽をふんだんに取り入れた、戦後間もなくの前衛的ミュージカル映画の傑作! ――山で炭焼きをして暮らす夫婦に男の子が生まれ、幸雄と名づけられた。ある日、炭焼きの生活に疑問を抱いた夫は、妻と息子を置いて山を離れ、海で働き、広い世界を見てみたいと言い出した。しかし、夫の乗った漁船は難破し、夫は行方不明になった。数年後、残された妻は、父親が死んだことを伝えないまま、息子と山で暮らしていた。幸雄は、病気の母を気遣い、父宛の手紙を父が作った緑の小筐二入れ、川に流した。

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