Giant Rag

1967年12月17日福井県生まれ。高校卒業後、上京。音楽の専門学校に入学する。卒業後、スティールギターを尾崎孝氏に師事。1989年より、スティールギタープレイヤーとして、ライブや、レコーディングの活動を始める。寺本圭一や宮前ユキのカントリーバンドに参加する一方で、2000年にロックバンドの「コモンビル」に参加、アルバム2枚をリリース。現在は自身のカントリーバンド「Swinging Doors」を結成。都内及び都内近郊でライブ活動を行っている。2006年、Apple Paint Factory Recordsの所属アーティスト「サカヒカリ」のレコーディングに参加したことがきっかけで、同レーベルとリリース契約する。日本では数少ないと言われているPedal Steel奏者。ましてやその楽器をメインにしたアルバムと言えば、貴重というしかない。日本のカントリー界に関わらず、村中靖愛の存在は、日本屈指のPedal Steel奏者と言っても過言ではないだろう。このアルバムでの村中靖愛はカントリーミュージックにとどまらず、自身が好んで聴いていたと言う、POCO、EAGLES、JACKSON BROWNE、CSN&Y、バッファロー・スプリングフィールドなどのカントリー・ロックの影響も感じるほど、実は幅広い。寺本圭一&カントリー・ジェントルマンのメンバーとしての村中靖愛も多くの人に知られてはいるが、彼の年齢を考えれば、日本のカントリー・ミュージックを引っ張っていくことはもちろんだが、Pedal Steel Guitarという楽器の持つ可能性の幅を広げていく唯一無二の存在として、オリジナリティを確立していくことだろう。その村中靖愛のデビュー・アルバムとしての役割を果たす本アルバムが広く多くの人の耳に届くことを期待したい!!