起きて寝る-FUNNY DAY & HARD NIGHT-

海外へ飛び出した侍5人PE'Zの伝説の名盤が遂に再発。人気ナンバー「ハナフブキ～花魁道中罷り通る～」含む全32曲収録!2007年に発売されたFULL ALBUM「起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT-」を再びリリース!「起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT-」は『昼-DAY SIDE』と『夜-NIGHT SIDE』の2枚組アルバムにコンパイルされている。人々の生活の中で異なる2つのテーマに基づき、『昼-DAY SIDE』は彼らの魅力であるエネルギッシュで陽気な曲をぎっしりつめ、そして『夜-NIGHT SIDE』はスタイリッシュでスタンダードな要素を取り込んだ大人な香りが全体を占めている。『昼-DAY SIDE』に収録されている、「BLANK-DUNK」のジャズバンドのイメージを払拭するほどの圧倒的なパワーは、PE'Zが新たな次元に到達したことを証明している。今作のハイライトである「ハナフブキ ～花魁道中罷り通る～」のどこか日本的で痛快なまでにキャッチーなメロディーと、疾走感あふれるリズムに足音のSEが花魁(おいらん)道中と華麗に散りゆく桜吹雪のイメージを呼び起こさせ、今年一番の台風の目を予感させる。”侍JAZZ”という彼らの異名を決定付ける会心作だ。「ハイピッチャーのテーマ」の変形三三七拍子とも言うべき明快さは、どんな時でも陽気な気分にさせる魅力を放っており、「新しい日 ～LUNA ROSSA～」の希望に満ちた高揚感に胸が熱くなり、まず最初のクライマックスを迎え、その後も一気にラストまで駆け抜ける。『夜-NIGHT SIDE』でも「MARMALADE JAM」「A ～エース～」のこれぞJazz Funk!と言いたくなるカッコよさに痺れ、後半のハイライト「GREEN DOLLS」の美しいメロディーに心を打たれる。続く「ひんやりやんひ」のクールなトラックに乗せた携帯の留守電越しのちぐはぐな会話がとてもユニーク。「パラノイア」の”半”人力ドラムンベースが作り出す不気味キレイな世界はまたひとつ新しいPE'Zの魅力を生み出している。その後にもファンキーでジャジーな楽曲がずらりと並んでいる。