Next Stop

哀愁漂うメロディックで、透明感溢れる心地好いAORテイストが胸を打つ!ハイレベルな楽曲と男女2人のシンガーが織り成す豊潤なメロディで、さらなる磨きをかけたセカンド・アルバム。～ Profile ～スウェーデン出身のギタリスト/プロデューサー/ソングライターであるアレクサンダー・クロンブリンクよるメロディック・ロック・プロジェクトの2ndアルバム。繊細な感覚を漂わしていた前作と比較すると、新作は曲調にバラエティが増し、力強く、メリハリある質感を強調。よりレベル・アップした姿を見せてくれる。また前作では4名のシンガーを起用していたが、新作では男女2名体制へと変化。女性シンガーのマリカが3曲で、そして新任の男性シンガー、ヨハンが8曲でリードを担当している。アレクサンダーは幼い頃からギターをレッスンし、リー・リトナーを筆頭に、STEELY DAN、デイヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、マイケル・ランドウ、ダン・ハフに多大なる影響を受ける。ストックホルムの音楽学校で学んでいた彼はそこで出会ったシンガー&ピアニスト、マリカ・ウィルステッドと音楽活動を共にする。彼らはTOTO、マイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンス等に通ずる80年代テイストとウェスト・コースト・サウンドを基本に、ポップ、ロック、ジャズをミックスさせた路線を目指す。‘12年、1stアルバムをFrontiers Recordsからリリース、始動を共にしたこともあったDIRTY LOOPSアーロン(ds)とヘンリック(b)も参加し、その才能で貢献した。好評を博したデビュー作に続く注目の2nd「Next Stop」は'13年2月から12月にかけて録音。パーフェクトなアレンジとハイレベルなプロダクションによる、パワフルなチューンとアップビートなフィーリングを醸し出すことに成功。またマリカの薦めによりもう一人のシンガー、ヨハン・ボディングが参加。デモ作成時にはヨハンの声が完璧に音楽性とフィットし、さらなる進化と味わいをバンドへともたらした。この作品はTOTOファンへはもちろん、近年の北欧メロディック・ロック勢に近づいた特にWORK OF ARTに通じる仕上がりとなっており、AOR/産業ロック、メロディアス・ハードのファンにまでオススメできる音楽性が凝縮されている。●Alexander Kron