オール・ゾーズ・イヤーズ

封じ込められた熟成メロディック―至高のAORサウンド!!バンド結成から四半世紀以上を経て、いま漸く実現した奇跡のデビュー・アルバム- Profile - 20年以上もの沈黙を破り、活動を再開させたデンマークが誇るAOR、ウェストコースト・ロック・バンド、POWERPLAY。その奇跡のデビュー作『All Those Years』では枯れることなく脈々と流れ続けたAORへ対する熱き血潮を反映させた姿が映し出されている。またバンドが影響を受けたTOTO, JOURNEY, SUPERTRAMP, STARSHIP等を想起させるフィーリングが、はっきりと確認できるはず。諦めることなくその感性をメロディックなアルバムへと昇華させたバンドに拍手を送りたい。1987年、デンマーク、コペンハーゲンにて結成。メンバーはウェストコースト系のバンドに影響を受け、その中でも特にJOURNEY, TOTO, STARSHIPに強いインスパイアを受けるが、それ以上にピュアなエネルギーと情熱とともに自身の楽曲を創り出し、パフォーマンスを行いたいという願望が漲っていたという。バンドは積極的に活動を進行させ、アンダーグラウンドながらも色々なところでギグを重ね、コペンハーゲン周辺をメインに、熱心なファンが増殖する地域も次第に増えていった。その後、「Let's Rock」という音楽アワードにてバンドはベスト・ライヴ・アクトに選出され、受賞を果たす。そしてワーナーとのレコード契約を獲得した。1991年のことだ。しかし、1992年になると、バンドにとって悪い状況が次々へと重なり、彼らはアルバムを最後まで完成させることなく、ワーナーとの契約が白紙となる。そしてバンドは活動停止を余儀なくされた。それから20年が経過し、彼らはオリジナル・メンバーで再び立ち上がることを決意。全て新しいマテリアルを揃え、悲願のアルバム・リリースへとようやく辿り着くことができた。そこには長い時を経て熟成されたメロディック・ロック・サウンドが封じ込められている。すべてのAOR/ウェストコースト・サウンド・ファンに自信を持って贈る、至高の1枚!