アングウィッシュ

ルクセンブルクからのオールド・スクール・デス・メタル・ウォリアー、DESDEMONIAが放つ8年振りとなるフルレングス4thアルバム。アグレッシヴで強力なグルーヴ、スラッシュ性あるサウンドで多くのメロディを包括。これこそが彼らのパワフルなエッセンスといえる。90年代中盤の欧米デス・メタル・シーンに影響を受けた彼らの音楽性はAMON AMARTHの持つキャッチー性、AT THE GATESのようなストレイトでオールド・スクール気質とメロディ指向、BOLT THROWERが見せるグルーヴ性を独自にミックス。DESDEMONIAはトレンドを追いかけることなく、進むべき方向へと突き進み、メタル道を究めていく。ルクセンブルクのメタル・シーンの先頭を駆け行くバンドは過去20年間、アンダーグラウンドにて強力なファン・ベースを築き上げ、デモ集と3枚のスタジオ・アルバムを発表。そしてSOILWORK, GOREFEST, APOCALYPTICA, HEAVEN SHALL BURN, IN EXTREMO, MAYHEM, SINISTERといった猛者たちと共演し、ともに切磋琢磨してきた。バンドは自身が持つルーツに根差した音楽を基盤に、これまでにない程の情熱を注ぎ込み、ここに新作を創り上げる。生々しく、凶暴で激しいヴォーカルがメインでありながら時折垣間見せるメロディックな瞬間は彼らの音楽に付加価値と正統的なダイナミクスを与えている。また攻撃的でダークな雰囲気は人々の心へ恐怖と暗い感情をもたらすであろう。マッシヴなサウンドを求めたバンドはフレドリック・ノルドストローム(AT THE GATE, IN FLAMES, ARCH ENEMY, HAMMERFALL, OPETH, DIMMU BORGIR)へミックスとマスタリングを依頼。彼の仕事によりさらにアグレッシヴかつクリアでハッキリとした輪郭をアルバムへと加味した。このパワフルで破壊力満載のニュー・アルバムはさらなるファンの開拓と新しいテリトリーへの進出を現実のものとするであろう。そしてデス・メタル・シーンへ新しい軌跡を刻み込むに違いない。