たやすくハッピーエンドなんかにするな

松本明人 (Vocal / Guitar)、高原未奈 (Bass / Chorus)、MIZUKI(Drums / Chorus) からなるスリーピースバンド。メジャー・インディーズ含め通算 7 枚目のアルバム。Ba. 高原未奈の正式加入に続き、若手スタジオミュージシャンとして台頭してきている Dr.MIZUKI の加入後、スリーピースとして新たに掲げる節目の一枚となっている。今作では、Instagram のフォロワー数 8 万超えのイラストレーター「ごめん」とのコラボを実現。真空ホロウが創る楽曲に「ごめん」の郷愁感あふれるイラストで新境地の世界を拓く。さらに、LiSA など数多くのバンマスを務めるギタリスト・音楽プロデューサー「高慶 CO-K 卓史」 を迎え入れ、真空ホロウの試みに新たな刺激を与えている。 今作のリード楽曲である「おんなごころ」は、女性ならではの複雑な心境や切なさと同時に、 女性の持つ力強さを松本明人 (Vocal / Guitar) が歌い上げる。男性と女性の声の使い分けや、心の機微を情感豊かに表現する歌声は必聴。ボーカリストとしての真髄も伝わるのではないだろうか。音楽を聴くための時間を取りづらくなった現代で、いつもの交差点、通勤電車の中、浮き足立つ街中でもいい。この曲を耳にしたあなたが、ふと自分だけの世界に入り込んでしまうような、入り込んでしまわずにはいられないような音と言葉が散りばめられている。これまでの真空ホロウの印象を覆す、渾身の8曲がついにった!