メトリックモジュレーション

”ボーカルはいない、だが歌ってみせる”狂気の旋律をその脳内から吐き出すように紡ぎだすピアノメロディ。其れはどこか不安定で、それはどこか力強く、インストバンドの概念を覆す。病みかわいいIDOLユニット「ぜんぶ君のせいだ。」や、だつりょく系げきじょう系ユニット「ゆくえしれずつれづれ」、唯一無二の世界観を持つアーティスト「少年がミルク」などの楽曲を手掛ける”水谷和樹”の表現活動「Gauche.」今作は全6曲の物語となっている。リード曲「絶え間ない僕らの反骨精神」は、水谷本人のアンチイズム溢れる根源欲求と、その荒々しさを凌駕する美しさを兼ね備えた楽曲になっている。MusicVideoには、同レーベル”コドモメンタルINC.”から「ぜんぶ君のせいだ。」の「一十三四」が参加する事が決定している。さらにもう一曲のリード曲である「The Gift of Nothing」では時に叙情的に時に静と動をごちゃまぜにした慟哭や魂の叫びとも言う旋律がかき鳴らされながら成立している。楽曲MVには同レーベルから「ぜんぶ君のせいだ。」の成海5才が出演する。その他にも、先日1stミニアルバムをリリースしたばかりの同レーベル所属「少年がミルク」への提供曲「ロマンチック」(M6)や個性様々に彩られた多彩な楽曲たちが聴く人の耳を多幸感へ誘う。<プロフィール>”ボーカルはいない、だが歌ってみせる”ピアノ・ベース・ドラムスで構成されるピアノインストバンド、Gauche.(ゴーシュ)。美しい旋律と狂気に満ち溢れた音楽は、インストという概念にとらわれない。「歌詞のない歌」であると彼らは主張する。伝えるには多く、言葉にするには短すぎる。そんな絶え間ない彼らの反骨精神は続く。