ovel

傑作、「scenery」から約1年半。ソングライターであるボーカリストgakubrandの飽くなき音楽的探究心の末に、更なる境地へとたどり着いた、待望のmini album 「ovel」がここに完成した。クオリティーを増したバンドサウンドは、安易にジャンル分けすることが不可能であり、完全なるオリジナリティーを確立している。疾走感あふれるキャッチーな曲、切なさを感じさせる曲、スリリングな中にも緩急をつけたアルバム構成。懐かしさや寂しさにも似た、Lucy Campanellaでしか憶えられない、特有の聴後感が体験できる。文学作品のような歌詞にも注目だ。<聴き所>トラック1の「八月の孤独」疾走感溢れるキャッチ―な曲トラック4の「グレゴールの夢のあとで」POPなメロディーと、情景が浮かぶような叙述的歌詞。「ovel」のリードトラック。トラック5の「これでおしまい」再録されたアコースティックギターとエンディングでの朗読により、世界観に深みが増している。<プロフィール>2007年9月結成。 ロバート・ルイス・スティーヴンスン著「ジキル博士とハイド氏」のように、複数の人格を持つバンドにしたいという願いをこめて。Lucyは”狂気”、Campanellaは”切なさ”を表す。思春期や青春時代を振り返った時のような、どこか寂しさを感じさせる楽曲が中心。全員が愛知教育大学の軽音楽部出身。