留守番電話

名古屋出身のカリスマストリートミュージシャン。名古屋でも話題を呼んでいた渡辺貴政であったが、約3年前に上京し、TAKAMASAと表記を変えた。池袋を中心としたストリート活動とA.M.Sフォークライブでの活動で、東京・埼玉のストリート界では彼の存在を知らない人はいない。ギター1本でも堂々としたステージングも魅力のひとつであるが、TAKAMASAの楽曲を彼のスマイルは多くの人々を魅了し、癒し、そして勇気づけることができる。忙しすぎる情報化のこの時代に忘れてほしくない「ハートフルな言葉」と「人の心に響く歌」がTAKAMASAのコンセプトであり、"ナイスソング"は三枚目も演じられる本人がよく口にするちょっとかっこ悪いキャッチフレーズである。今回の1曲目「がんばる君のために」に代表される、TAKAMASA流の不況の世の中で頑張る人々に向けてのエールソングと、4曲目「留守番電話」のような情景が思い浮かびあがる甘い歌声のラブソングが彼の持ち味で、20代の女性を中心に社会人男性など幅広く熱い支持を得ている。TAKAMASAの"ナイスソング"は現代社会にぴったりマッチした最強のメッセージソングと言える。