立派な道草

今回の2ndフルアルバム『立派な道草』は、1stフルアルバム『テニスウェア』から約2年振りとなる作品!!★今年7月に発売された1stマキシシングル『少年カタルシス』のタイトルチューンとなっている「少年カタルシス」のアルバムバージョンを含む全13曲が収録されている。自由奔放に音楽し、表現しているスタイルは前作アルバムからの流れを引き継いでいるが、今回のアルバムでよりT☆Hサウンドをいう世界観を作り上げてきている感がある。「一切の無駄を省いた音作り。唄がより伝わるバンドサウンド。」。バリエーション豊かな楽曲を、アルバムとしてひとつの作品に仕上げたポイントである。現メンバーとなって3年目。T☆H創立者である知花と大城が作り出す楽曲を、プレイヤーというよりも表現者として参加しているメンバーの姿がここにある。アルバムタイトル『立派な道草』とは本編最後の曲である「窓」という曲の歌詞の中から抜粋した言葉である。「いつまでも自分達の歩くスピード、走るスピードで活動を続けて行こう。」というバンドのスタンスを表わしているタイトルである。T☆Hが歩んで行く道は決して補整された近道ではない、しかし曲がりくねったこの道を歩み続ければきっと、陽の昇る丘まで続いていることであろう。