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コンシェンス(KONSHENS) - ジャマイカの首都キングストンで生まれ育ったレゲエ・アーティストのコンシェンス。奔放な学生生活を過ごす側ら、アーティストである実の兄デラス(DELUS)の影響で音楽家としての道へのめり込んでいった。彼がブレイクする切欠と言えば、兄であり相方でもあるデラスとの兄弟ユニット、ソジャー(SOJAH)名義で2004年にリリースした名曲[ポン・デ・コーナー]。大合唱必至の「マリワ～ナ♪」の超キャッチーフレーズは、ディワリ以降の日本のレゲエブームの波に乗り、今でもフェス級イベントでは欠かせない定番ミディアムチューンとして日本に定着。2006年には日本限定アルバム[サンズ・オブ・ジャー](発売元:P-VINE)、2009年にはヨーロッパ盤[モダン・レボリューション](発売元:Grooveattack/Irievibrations Records)をリリースしている。ジャンルレスに音楽を聴く日本人にもドストライクのメロディアスな声質、ポジティブでストレートなリリックは、近年のアーティストスキルの低下を嘆く音楽評論家も太鼓判を押す実力の持ち主だ。日本、ヨーロッパ始めとする海外各国で高い評価を得る一方、数年前のジャマイカではコンシェンスの才能、活躍に気付く者は極僅かの周りの人間。そんな彼の次なる挑戦は、レゲエの聖地であり、地元であるジャマイカのマーケットでも認められるアーティストになること。2008年にソロアーティストコンシェンスとしてキャリアをスタートさせた。「娘が産まれた日にリリックが浮んで出来た」という記念すべきメジャーソロシングル第一弾[ウィナー]は、「今年こそは栄光を手に入れるんだ!」というポジティブなメッセージがゲットーピープルの心を掴み、クラブ、街中、現地ラジオ局、PVも音楽テレビ番組でヘヴィープレイされ、ジャマイカ発信でコンシェンスの名前を世界中のレゲエファンに知らしめた。その後も[ディス・ミーンズ・マネー]、人気ラスタアーティストのターラス・ライリー(TARRUS RILEY)を客演に迎えた[グット・ガール・ゴーン・バッド]、日本で最も注目されているジャマイカ在住日本人レーベルのガチャパン・レコード(Gachapan Records)から[ママ・プラウド]と立て続けにヒットチューンを量産。彼の人気は音楽業界の枠を越えて、オリンピック