BEST OF THE EARLY BUJU BANTON VOL.2

1973年7月15日、ジャマイカ・キングストンのゲットー地区ソルト・レーンで7人兄弟の末っ子として生まれたマーク・アンソニー・マイリーことBUJU BANTON。アーティスト名の由来でもあるブロ・バントンにインスパイアされた低音域のダミ声ディージェイ、そして国民からVOICE OF JAMAICA(ジャマイカの歌声)と賛美される歌心溢れるヴォーカルは多くのフォロワーを生み、その実力と甘いマスクから、ダンスホール界の貴公子として不動の人気を得るスーパースターだ!1986年頃からマイクを握り、88年(当時15歳!!)のときにシングル[BOOM BYE BYE](※93年に再録音され世界的にヒットしたBUJUの代表曲で同性愛者を批判したリリックがニューヨークタイムスにも取り上げられた問題作)を録音。90年代には名門レーベルPENTHOUSE(ペントハウス)でキャリアを築き、数々のヒット曲を録音。また、パン・ヘットやガーネット・シルクといった友人の死を経てラスタファリ運動に傾倒し、95年に発表されたアルバム[`Till Shiloh]ではスピリチュアルな楽曲を披露。ダンスホールとルーツ、異なる二つのレゲエミュージックを融合させた彼の音楽は多くの人に指示され続けている。そんな、トップアーティストとしてシーンを牽引する最中、2009年12月10日、マイアミで麻薬取引の容疑で逮捕。しかし、拘留中の2010年に発表されたアルバム[BEFORE THE DAWN]は翌年の第53回グラミー賞最優秀レゲエアルバム賞を受賞。その音楽性の高さを世界が認める事となる。裁判中のアーティストの受賞という異例の知らせは日本のYahoo!ニュースや民放テレビでも取り上げられ大きな話題となった。今現在は囚われの身となっている貴公子BUJU BANTON。彼の星の数ほどあるヒット曲の中でも、レゲエファン、BUJUフリーク達が1曲ベストチューンを選ぶとすれば、おそらくその殆どはデビューから90年代後半までの名曲をあげることだろう。そんな、みんなが大好きなBUJUの曲、ヒット曲の中からヒット曲を厳選した、クラッシックチューン・セレクト盤が《ベスト・オブ・ザ・アーリー・ブジュ・バントン》だ!第二弾となる今作も、レゲエ、ブラックミュージック好きならば一生付き合っていくであろう名曲オンリーのその全曲を『BUJUと一