matador

退廃的なグルーヴに乗せて複雑な和音を奏でるガットギター、 囁く樣に唄う低音の声。激しく燃える様な躍動感溢れる情熱的なフルート。それぞれが絡み合って描かれる独特の世界は甘く危険なラテンの香り。押し曲は、2曲目に収録されているrafflesiaです。聴き所は、複雑な和音に絡む悲しげなメロディーと、 Darbuka ダラブッカと、皮付きタンバリンが織りなす気怠いラテングルーヴです。参加アーティストは、尾崎豊さんの最後のツアーや、佐野元春さんのバンド等で活躍されたパーカッショニストの里村美和さんです。フューチャリングはありません。コンポーザーは全て紺野和幸です。2005年に紺野和幸Gr/Voと紀子FIで結成された夫婦デュオ。紺野和幸はJ-wave RADIO-SAKAMOTOにて坂本龍一さんに自作曲が紹介される。KONNODUO結成後は、元シュガーベイブの村松邦男さんと元子供バンドの安部Ohji隆雄さんらが主催するデモテープサイトでも楽曲が高く評価され、両氏のバンドR.O.M.Aと共演させて頂いたり、紺野紀子がフルーティストとしてサポートで参加している。