APOLLO

ダブルオーテレサのボーカル兼司会、植木雄人のファーストソロアルバム。青春ROCKを標榜するダブルオーテレサとは一味違う、クラブでもカフェでも対応できる美メロ・美アレンジが満載。ロックンローラーなのにロックであることすら放棄したようなエレクトロニカな意欲作。己のポップネスに翻弄され、パラノイアに飲み込まれ、音楽感が「崩壊」...そして、つるうちはなをはじめとする多くの客演の力を借りて立ち上がり完成。アルバム制作過程では1人、また1人と元ダブルオーテレサのメンバーが制作協力。結果的には完全に「崩壊」したダブルオーテレサを再結成にまで導いたモニュメント的なファーストソロアルバム。まるで太陽のように。生まれて死んで、それすら超えてつながる愛の形がここにはある。特にラストを締めくくる、8分を超える大作となった「光のイメージ」は必聴。空中分解したひとつのロックバンドを再生に導いた。このドラマは多くのリスナーの涙腺を「崩壊」させる!曽我部恵一BAND大塚謙一郎初プロデュースで、世界中をメロウビートで彩る作品。