Time will touch you

2003年に結成。このCDはこれまでの彼らの東京での活動を1枚に収めたいわば、LILY JALANの第一章の集大成的なデビューアルバムである。基本的にReggaeとRockをベースに作られた彼らの楽曲には、それぞれ個性があり、Vo、Saxのメロディがそれらをまとめ上げている。独特のBassラインに、それを支えるドラム、さらにはパーカッション、ストリングスアレンジされた個性豊かな9曲には、パーフェクトよりもミラクルを求める彼らの曲作りへこだわりが詰まっている。中でもクラッシック音楽のような展開を見せるTr.9は、ライブで定評のある1曲である。そしてLILY JALANを語る上で誰もが口をそろえて話すこと、それは歌詞の良さである。特に日本語詞には「自由であり、平和 ナあり、悲しい。」と、世代やジャンルを越え、たくさんの支持を得ている。