NIRVANA- Pagodas in Bangkok 歌のマンダラ5

聖なるものと俗なるものを探求する、歌のマンダラシリーズ第五弾。完結編はブッダの涅槃(NIRVANA)と仏塔を求めてバンコクへ。国立民族学博物館名誉教授 立川武蔵。インド学、仏教学の世界では碩学として知られ、国内外で長年数多くの研究を行なう。2011年から開始した自身の歌唱による世界の聖典読誦「歌のマンダラ」シリーズ。『真言と歌』『般若心経』『バリの歌』『カトマンドゥの仏たち』とこれまで四作を発表し、「聴くマンダラ」という新しいジャンルに挑戦してきた。また現地の寺院を自らが説明するDVDも第三作から付属し、第三作バリ島のヒンドゥー寺院、第四作カトマンドゥのスワヤンブナート大仏塔を取り扱った。完結編となる第五作では釈迦の涅槃を表す『NIRVANA』をテーマに日本の『正信偈』サンスクリット版『観音経』パーリ版『三帰依礼文』を収録。付属するDVDでは「バンコクの仏塔」と題し、立川武蔵自らがバンコクの寺院を訪れ、仏塔の歴史とその意味を紹介する。<立川武蔵 プロフィール>名古屋大学文学部インド哲学専攻卒。同大学院修士課程修了。ハーバード大学大学院インド学科博士課程単位取得、1975年同大学Ph.D1985年名古屋大学文学博士。名古屋大学、国立民族学博物館、愛知学院大学、総合研究大学院大学、各教授などを経て現在、国立民族学博物館名誉教授。2008年 紫綬褒章。2011年よりCD出版による『歌のマンダラ』シリーズを制作。2015年全五作の完結となる『NIRVANA Pagodas in Bangkok』を発表する。