光 La Luz 竹花加奈子 チェロ・アルバム

【光と祈りに満ちたチェロ・ピアノ曲集】 竹花加奈子 アルバム(作曲/チェロ/ピアノ:竹花加奈子)震災後数日間で書きあげた「無伴奏チェロ組曲」、復興への祈りを込めた「ヴォカリーズ」「アヴェ・マリア」、幼少時代のピアノとの再会で生まれたピアノ独奏曲「プレリュードとインプレッショニスタ」、美しい島セイシェル滞在中に海・太陽・星の印象的な光のイメージから生まれた「演奏会用小品集」等のオリジナル曲の他、名曲「鳥の歌」「アメイジング・グレイス」の無伴奏チェロ版、サン=サーンス「白鳥」のピアノ即興伴奏版などを収録。(1)(2)(3)(4)「無伴奏チェロ組曲」震災から1ヶ月後の3日間で書き上げたこの曲は、祈るようなプレリュードから始まり、フィナーレは光の中に開放されるように曲は閉じられます。(7)(8)「アヴェ・マリア」「ヴォカリーズ」チェロが祈るようなメロディーを切々と歌い上げます。(11)(12)「コモ・プラネタリア」「コスタ・デル・ソル」美しい島セイシェルの満天の星空の壮大な光景と、太陽とエメラルドグリーンの海の光景より生まれました。(5)「プレリュードとインプレッショニスタ」憂いを帯びたピアノの旋律が木の葉が舞うように展開していきます。(9)(10)「鳥の歌」「アメイジング・グレイス」有名な旋律を無伴奏チェロが平和と祈りを込め心に染み入るように歌います。(13)「白鳥」チェロの代表的名曲のピアノ伴奏パートを即興演奏で収録しました。愛らしくも静かに曲は閉じられます。<プロフィール>竹花加奈子(作曲/チェロ/ピアノ)5歳よりピアノを始め、10歳よりチェロを井上頼豊氏に、その後苅田雅治氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学入学。在学中ロームミュージックファンデーションのスカラシップを得てスイスのヒンデミット邸におけるサマーセミナーに参加。大学卒業後エスコラ ・デ ・ムジカ・デ・バルセロナに留学、ルイス・クラレット氏に師事。プラードのマスタークラスにてバーナード・グリーンハウス氏に師事。留学中フランス音楽財団のスカラシップを得てアンナー・ビルスマ氏のマスタークラスを受講。2002年大阪国際室内音楽コンクールトリオ部門にてセミファイナリストとなる。同年トリトンアーツ・ネットワークのオーディションに合格し、クリスマスコンサートに出演。演奏活動と並行し作曲家として、風景・記憶・物語・絵本・写真・映画・着物・美術品・伝統工芸品などか