下妻のひと/コチャコイ節

数十年の時を経て、恩師の下に集まった教え子達。両曲を手がけた、恩師でもある作家・松本英祐の名前にちなんでつけられた"松の実会12名による歌唱曲。松本氏そして松の実会の故郷でもある、茨城県下妻市を題材に作られた。「下妻のひと」はかなわぬ恋を歌った曲ではあるが、歌う人、聴く人の哀感や郷愁、懐かしさなどをそそる、まさに叙情歌というにふさわしい曲。「コチャコイ節」は千人おどりでも有名な下妻のたくさんの方々にに親しまれ、愛され、歌い、踊れる唄をと作られた曲である。両曲とも、12名の合唱で歌われているが、さすが、竹馬の友の意気のあった歌声は、急遽組まれたコーラス隊とは思えない仕上がりになっている。