トリコロール/赤の愛

1996年3月13日、54歳という若さでこの世を去ったポーランド出身の映画監督、クシシュトフ・キェシロフスキ。独自の詩的な映像世界をもって、心の奥を描いた傑作を発表し続けた。映像を音楽で支え続けたのが、同じくポーランド出身のズビグニエフ・プレイスネルの叙情的な旋律だ。この二人の名を世界中に知らしめたのが、この「トリコロール」三部作。フランスの三色旗が示す「自由・平等・博愛」をテーマとしており、フランスを始めヨーロッパ各国で、更にアメリカや日本でも映像と音楽の美しさが絶賛された。キェシロフスキ没後10年にあたる今年06年、キェシロフスキの才能を再確認すべく、再上映が決定!プレイスネルの名作サウンドトラックの再発を望む声にこたえ、この機会に待望のリリース!。この"赤の愛"のテーマは「博愛」。